大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
我々が生まれ、育った「日本」。「いつかは知っておきたい…」と思いながら、日々の忙しさでつい後回しになっていたものを、今、この機会に改めて見直してみませんか。いろいろな分野の日本の文化を、広く浅く、時には深く。終盤には、講師と共に、歌舞伎座での観劇を行い、実際の日本文化に触れてみましょう。

【講義概要】
オリンピックの開催が近づく中、今まで以上に海外と方々とのお付き合いが増えることが予想されます。その時に、日本について、誇りを持ってその成り立ちや文化を相手に伝えられることも立派な「国際化」です。長い歴史の中で、日本がはぐくんできた様々な「文化」について幅広くお話し、実際に伝統文化の一つである「歌舞伎」の観劇体験を皆さんで共有しましょう。事前の知識は一切不要です。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 日本の「おもてなし」の心
第2回 2014/ 7/16(水) 日本における「道」とは～武士道、芸道、香道
第3回 2014/ 7/23(水) 日本の伝統としきたり、そして人生の教え
第4回 2014/ 7/30(水) 何か一つ、文化を知ろう!「90分で分かる歌舞伎」
第5回 2014/ 8/ 6(水) 翌週観劇予定の歌舞伎の見どころと解説
第6回 2014/ 8/23(土) 歌舞伎座で歌舞伎観劇と講師による解説。
第7回 2014/ 8/27(水) 歌舞伎の感想と「批評家」の観点からの歌舞伎。
第8回 2014/ 9/ 3(水) ゲストスピーカー:俳優・武智健二と語る「時代劇」の嘘とホント

【ご受講に際して】
● お申込みの時点では、歌舞伎の演目は未定です。
● 観劇予定の8/23は曜日・時間帯が異なりますので、ご注意ください。
観劇18:20～21:05(予定)
※観劇の上演時間は予定です。
● 交通費等の費用は、別途実費ご負担となります。
● 3階A席のチケットをご用意します。チケット8月上旬に配付します(受講料入金ができた方のみ。欠席者には郵送します)。

【備考】
受講料に歌舞伎チケット代金を含みます。演目未定

名前	中村 義裕
肩書き	演劇評論家、前進座附属養成所講師、日本文化研究家
プロフィール	早稲田大学第二文学部演劇専修卒。専門は演劇批評、劇作・演出、日本文化研究。著書に『観客席の片隅で』(出版文化研究会)。『大塚薬報』にて「百人百役」、『中日新聞』にて「エンタ目」連載。作・演出『お梅の恋～明治一代女より～』(2012年11月)、『遊女夕霧』(2014年1月)。ホームページ「演劇批評」http://engeki-hihyou.sakura.ne.jp/