大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
日本の有力企業でも、グローバル企業として、認められるための必要最低限の条件として、タレント・マネジメントが重要だという意識が高まり、クラウド型のソフトの導入が進んでいます。 しかし、折角ソフトを導入しても、「肝心な人財情報を入れれば、貴重な人財を共有資産として、持っていかれるのではないか」と懸念しているマネジャーが結構多いのも実体です。 近年、優良なグローバル企業では、経営幹部を選考する場合、タレント・マネジメントに協力的で、このスムースな導入に貢献した人財を優先して、経営幹部候補にする傾向が強まっています。 次世代の経営幹部/リーダーとしては、自信過剰で、権力志向の強い自信家や自分の部署だけしか考えない自分中心的な人財より、多くの関係者に良い影響を与え、各自の潜在能力を引き出し、やる気にさせ、組織横断的で、多様性あるグローバルな人財を巻き込み、結果に結びつけられる能力が期待されているからです。 この能力があるかどうかを判断するため、「グローバルで、組織横断的なタレント・マネジメントの実績」を重視する傾向が強まっています。 次世代経営幹部/リーダーを目指す方、タレント・マネジメントを広い視野で、スムースに導入したいと考えている方は、本講座にて、多くのヒントを得て、実践に役立てて下さい。

【講義概要】
当講座は、グーグル/ヤフーで、人材マネジメントに関する下記の10のキーワード検索でトップ表示される当センターの講師が、長年のタレント・マネジメントの指導実績を基に進めます。「メンタリング」「人材育成の見える化」「HRMガイドライン」「パフォーマンス・マネジメント」「タレント・マネジメント」「タレント開発報告指針TDRP」「ISO HR標準」「人財指標」「戦力計画」初日は、次世代経営幹部、次世代リーダーには、何が求められているのか、次世代経営幹部や次世代リーダーのタレント開発は、どの様に行われているのか、タレント人材の獲得やその養成法として知られるタレント・マネジメントでは、どう進められているのかを学びます。
基礎編では、タレント・マネジメントの基本概念、基本ステップ、4つの要素の相互関係、
実践編では、(1)基幹計画の進め方、(2)タレント・マネジメントの各種の応用事例、(3)チーム・タレント・マネジメントの具体的な進め方を学びます。
2日目は、タレント・マネジメント導入の要点を学び、参加者の皆さんが抱える課題をタレント・マネジメントでどのように解決出来るかを考えます。特に、タレント・マネジメントのソフトの導入後、皆さんが喜んで使う様に進化するには、それなりに、職場の意識改革が必要になります。皆さんの目指すビジネス・ゴールを達成するには、どんな体系のタレント・マネジメントが必要なのか、それをスムースに実現するには、どうすれば良いのかを考え、その成果をチーム発表する機会もあります。

【ご受講に際して】
受講料にオリジナルテキスト代を含みます。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『競争に勝ちたいなら人材育成を「見える化」しなさい!』（中経出版）

名前	石川 洋
肩書き	(株)スマートビジョン代表取締役
プロフィール	1949年東京生まれ。東工大卒、慶應ビジネス・スクールMBA取得。メンタリング，人材育成の「見える化」の達人として、3つのメンタリング国際学会で9回の事例発表。7つの人材マネジメントの国際団体の年次総会に通算25回参加。著書に「競争に勝ちたいなら人材育成の見える化をしなさい」(中経出版)。グーグル・ヤフーで、メンタリング、タレントマネジメントと検索するとトップ表示。