講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-01 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:100509
キリスト教とヨーロッパ精神の形成 中世の思想家マイスター・エックハルトの思想を通して考える
- 開催日
- 4月 8日(火)~ 6月24日(火)
- 講座回数
- 全20回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- 30
- その他
- 受講料は後期分合わせての金額になります。分納の場合:23000円×2回払い
ビジター価格 52,900円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
ヨーロッパ精神の形成にキリスト教は中心的な働きをはたしてきました。そうしたキリスト教信仰とはどんなメッセージを発信するものなのでしょうか。キリスト教の人間理解、世界理解、そして神理解を中世の思想家マイスター・エックハルトの思想を通して考えてみたいと思います。
【講義概要】
まずキリスト教は人間をどのような存在として理解しようとしたかを、旧約聖書の「創世記」にある「アダム創造」の記述をてがかりにして考えてみたいと思います。そのあとキリスト教信仰の三位一体論、あるいはキリスト論、受肉論といった基本的理解を見た上で、さらにそこから浮かび上がる初期キリスト教のテオーシス(人間神化)思想に触れ、その伝統を受け継ぐ中世のドミニコ会の思想家マイスター・エックハルトの思想を、民衆の言葉である母語のドイツ語で語った説教(日本語訳)を読んで考えてみたいと思います。なお理解を助けるために一、二度キリスト教美術の図像を用いることも考えています。
ヨーロッパ精神の形成にキリスト教は中心的な働きをはたしてきました。そうしたキリスト教信仰とはどんなメッセージを発信するものなのでしょうか。キリスト教の人間理解、世界理解、そして神理解を中世の思想家マイスター・エックハルトの思想を通して考えてみたいと思います。
【講義概要】
まずキリスト教は人間をどのような存在として理解しようとしたかを、旧約聖書の「創世記」にある「アダム創造」の記述をてがかりにして考えてみたいと思います。そのあとキリスト教信仰の三位一体論、あるいはキリスト論、受肉論といった基本的理解を見た上で、さらにそこから浮かび上がる初期キリスト教のテオーシス(人間神化)思想に触れ、その伝統を受け継ぐ中世のドミニコ会の思想家マイスター・エックハルトの思想を、民衆の言葉である母語のドイツ語で語った説教(日本語訳)を読んで考えてみたいと思います。なお理解を助けるために一、二度キリスト教美術の図像を用いることも考えています。
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『エックハルト説教集』(岩波書店岩波文庫)(840円)(ISBN:4-00-338161-0)編訳者:田島照久
テキスト
『エックハルト説教集』(岩波書店岩波文庫)(840円)(ISBN:4-00-338161-0)編訳者:田島照久
講師陣
名前 | 田島 照久 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | - |