講座詳細情報
申し込み締切日:2014-01-29 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:405208
インド仏教のすすめ−縁起と空性−
- 開催日
- 02/05~02/26(水)
- 講座回数
- 4
- 時間
- 13:30~15:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
<目標>
インド仏教のなかでもっとも重要な教理事項の一つとして、その初期からさまざまなかたちで伝承された「縁起」という世界観が、大乗において取りわけ高い関心を寄せられた「空性」に関連づけられていくまでの思想の展開を把握すること。
<講義概要>
「縁起」の概念によってしめされる教義内容の歴史的展開は仏教全体の思想的展開の一つの基軸をなすと言える。初期仏教では「縁起を見るものは法を見る。法を見るものは縁起を見る」を発端として十二支縁起が形成され、大乗においては般若系経典に現れる「空(性)」の内実として「縁起」が導入される。
その歴史的展開のなかのいくつかの中心的話題を取りあげ、その内容を解明しながら「縁起」と「空性」によってひらかれる世界観の思想的な意義を提示する。
<各回の予定>
第1回 十二支縁起:因果系列としての輪廻
第2回 『小空経』:欠如の自覚
第3回 『八千頌般若経』:空虚な世界
第4回 ナーガールジュナ:対立からの脱却
インド仏教のなかでもっとも重要な教理事項の一つとして、その初期からさまざまなかたちで伝承された「縁起」という世界観が、大乗において取りわけ高い関心を寄せられた「空性」に関連づけられていくまでの思想の展開を把握すること。
<講義概要>
「縁起」の概念によってしめされる教義内容の歴史的展開は仏教全体の思想的展開の一つの基軸をなすと言える。初期仏教では「縁起を見るものは法を見る。法を見るものは縁起を見る」を発端として十二支縁起が形成され、大乗においては般若系経典に現れる「空(性)」の内実として「縁起」が導入される。
その歴史的展開のなかのいくつかの中心的話題を取りあげ、その内容を解明しながら「縁起」と「空性」によってひらかれる世界観の思想的な意義を提示する。
<各回の予定>
第1回 十二支縁起:因果系列としての輪廻
第2回 『小空経』:欠如の自覚
第3回 『八千頌般若経』:空虚な世界
第4回 ナーガールジュナ:対立からの脱却
備考
<備考>
資料配付
資料配付
講師陣
名前 | 齋藤 直樹 |
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肩書き | 早稲田大学・慶應義塾大学非常勤講師 |
プロフィール | - |