大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
日本の市場の成長が伸び悩んでいる今日、継続的な成長を求める企業にとってはグローバルに展開することは必須の状況です。当プログラムでは、グローバル展開する企業に必要なポイントをマーケティング視点から解説します。


＜講義概要＞
マーケティングにおけるグローバル化への対応とは、世界のあらゆる市場にデータ収集や営業の拠点としてのオフィスを開設することではありません。自社の経営資源を生かして、顧客の満たされないニーズを探索・確定し、ソリューションを提供していくという一連の価値創造を、グローバルな視点で考察することがグローバル・マーケティングの本質です。
当プログラムでは、経験豊富な経営コンサルタントが上記内容をわかりやすく事例を用いて解説します。

参考図書
『グローバル・マーケティング～理論と実践～』（白桃書房）（2013年6月刊行予定）


＜各回の予定＞
第１回　グローバル・マーケティングに関する現状分析
日本からグローバルに展開する際には、日本の常識が全く通じないことがよくあります。そのため現状分析は重要な役割を果たします。ここでは、現状分析に必要な要素である市場、経済と技術、文化と社会、政治と法律、海外と国内の市場の統合について検討します。

第２回　グローバル・マーケティング戦略
グローバルを視野に入れたマーケティングの基本的な考え方をご紹介します。市場調査、グローバル市場の選択、セグメンテーション（市場細分化）、ターゲティング（標的市場の選択）、ポジショニング（提供する効用の明確化）について検討します。

第３回　グローバル市場におけるマーケティング・ミックス
グローバル展開を行う際には、自社の商品やサービスが、国によってどのような位置づけで展開していくかがポイントとなります。ここでは、製品・ブランド開発、価格設定、販路開発、販促展開などについて検討します。

第４回　グローバル市場における新しいトレンド
海外への展開を図る際には、国内の情勢だけではなくその地域ごとの状況を把握する必要があります。ここでは、グローバル市場における倫理とCSR（企業責任）をはじめ、ソーシャルメディアの活用法などについて検討します。

＜ご受講に際して（持物、注意事項）＞
-


＜備考＞
テキスト未定

資料配付


＜お問い合わせ＞
開講日まで１週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
　→　電話番号 ０３−３２０８−２２４８

講座申込みは開講日前日（前日が休業日のときは前開室日）１７時まで可能です。

名前	笠原　英一
肩書き	アジア太平洋マーケティング研究所所長
プロフィール	－