講座詳細情報
申し込み締切日:2013-05-03 / IT:スキル / 学内講座コード:108015
事業の実態がわかる事業分析技術・データベース設計技術―抽象データ型モデルの作り方―
- 開催日
- 05/10(金) ~ 08/09(金)
- 講座回数
- 14
- 時間
- 19:15 ~ 20:45
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 49,000円
- 定員
- 30
- その他
- ※入会金については、各種減免制度があります。詳しくはパンフレットをご覧ください。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
事業の中で使われている「情報(帳票など)」を資料にして、事業構造を正確に記述する モデル 技術を習得します。そのモデル技術は事業分析と同時にデータベース設計にも使える技術です。
「抽象データ型モデル」の理論と技術を説明します。「抽象データ型モデル」は、現実的事態(事業)を正確に写像した形式的構造です。その理論・技術を次の5つの観点で説明します─物(entity概念)、関係(関数)、集合(セット概念)、多値関数、クラス概念。モデル論を単純な技術として説明します。
第1回 プロローグ(抽象データ型モデルの考えかた、「真」概念、構文論と意味論)
第2回 事物・事態(すなわち管理対象)とは何か、管理対象の構成法を説明します。先ずentity概念を説明しますが、entityは、事業分析の資料にもデータベースのテーブルにもならない事を説明注意します。
第3回 管理対象を決める個体指示子について説明します。データベース の キー(indexing)が個体指示子と混同されていることを説明注意します。
第4回 「関係」の性質(対称性、非対称性)を説明します。「構造」は、管理対象とそれらのあいだの関係で構成されますが、数学では関係を関数として扱います。関係を立てる関数を説明します。
第5回 事業の構造を正確に記述するための関数は1つではないことを説明します─4種類の関数が必要です。その4種類の関数を単純な技術として説明します。(その1)
第6回 同上(その2)
第7回 同上(その3)
第8回 データベース が扱うファイルは正しい集合(セット)でなければならないので、先に作ったentityを数学上の正しい集合(セット概念)に変換する技術を説明します。セットとクラスのちがいを説明します。
第9回 関係(関数)の中で時に多値(一つの項が複数の値をもつ現象)が起こります[多値関数]。事業上の典型例は いわゆる「one-header-many-details」現象です。OR関係とAND関係を説明します。
第10回 クラス概念の効果的な使いかたを説明します。データベース設計ではセットで充分なのですが、事業を分析する時にはクラスが有効です。セットとクラスの使いかたを説明します。
第11回 練習問題。第10回まで習得した技術を練習問題で具体的に使ってみます。
第12回 リレーショナル・データベースの内部の基本的動作を説明します。リレーショナル・データベースはセット・アット・ア・タイム法と云う独特な演算をおこないます。そのしくみを説明します。(その1)
第13回 同上(その2)プロダクトとしてのリレーショナル・データベースは本来の機能とは相反する機能(indexing など)を搭載してきました。そのしくみを説明します。
第14回 総括、Q&A
「抽象データ型モデル」の理論と技術を説明します。「抽象データ型モデル」は、現実的事態(事業)を正確に写像した形式的構造です。その理論・技術を次の5つの観点で説明します─物(entity概念)、関係(関数)、集合(セット概念)、多値関数、クラス概念。モデル論を単純な技術として説明します。
第1回 プロローグ(抽象データ型モデルの考えかた、「真」概念、構文論と意味論)
第2回 事物・事態(すなわち管理対象)とは何か、管理対象の構成法を説明します。先ずentity概念を説明しますが、entityは、事業分析の資料にもデータベースのテーブルにもならない事を説明注意します。
第3回 管理対象を決める個体指示子について説明します。データベース の キー(indexing)が個体指示子と混同されていることを説明注意します。
第4回 「関係」の性質(対称性、非対称性)を説明します。「構造」は、管理対象とそれらのあいだの関係で構成されますが、数学では関係を関数として扱います。関係を立てる関数を説明します。
第5回 事業の構造を正確に記述するための関数は1つではないことを説明します─4種類の関数が必要です。その4種類の関数を単純な技術として説明します。(その1)
第6回 同上(その2)
第7回 同上(その3)
第8回 データベース が扱うファイルは正しい集合(セット)でなければならないので、先に作ったentityを数学上の正しい集合(セット概念)に変換する技術を説明します。セットとクラスのちがいを説明します。
第9回 関係(関数)の中で時に多値(一つの項が複数の値をもつ現象)が起こります[多値関数]。事業上の典型例は いわゆる「one-header-many-details」現象です。OR関係とAND関係を説明します。
第10回 クラス概念の効果的な使いかたを説明します。データベース設計ではセットで充分なのですが、事業を分析する時にはクラスが有効です。セットとクラスの使いかたを説明します。
第11回 練習問題。第10回まで習得した技術を練習問題で具体的に使ってみます。
第12回 リレーショナル・データベースの内部の基本的動作を説明します。リレーショナル・データベースはセット・アット・ア・タイム法と云う独特な演算をおこないます。そのしくみを説明します。(その1)
第13回 同上(その2)プロダクトとしてのリレーショナル・データベースは本来の機能とは相反する機能(indexing など)を搭載してきました。そのしくみを説明します。
第14回 総括、Q&A
備考
テキスト
『データベース設計論──T字形 ER (第三版)』
(ソフト・リサーチ・センター)(2,400円)(ISBN:4-88373-216-9)
『データベース設計論──T字形 ER (第三版)』
(ソフト・リサーチ・センター)(2,400円)(ISBN:4-88373-216-9)
講師陣
名前 | 佐藤 正美 |
---|---|
肩書き | (有)學匠 |
プロフィール | - |