大学公開講座のセカンドアカデミー

人は事実認識や判断する際に“先入観・偏見”や“思い込み”などで、誤った認識・判断をしがちです。それを基に問題解決を図ろうとしても、どこか説得力がないことは明白です。この人が陥りやすい認識・判断時の過ちの要因を、認知心理学の知見を借りて学びます。
論理思考を身につけ問題解決を進めていく以上に不可欠な、正しい事実認識・判断をする姿勢と能力・習慣を身につけていただきます。


問題解決能力を高めていくためには「２つの車輪」が必要です。その一つが、「“論理思考力”を発揮し最適な解決方法を組み立てていくスキル」です。しかし意外に知られていないもう一つが、「事実を正しく認識し問題の所在・本質を突き止める」能力です。
同じ事実や状況を見ても、人によって認識が異なることが多々あります。その事実認識や意味判断を共有しないと、いくら論理思考で解決策を組み立てても腑に落ちないことが出てくるのです。それは例えば「偏見」「先入観」「思い込み」という、人なら誰でも陥る認識の過ちによって引き起こされることがほとんどで、実は「認知心理学」で解明できる点が多くあります。
本講座では「スキーマ」や「ステレオタイプ思考」、「錯誤・錯知」、「バイアス」など、認識や判断・意思決定に大きな影響を及ぼす人の心理のメカニズムを事例中心にレクチャーします。その後、参加者自身の体験や事例を考えていただき、グループワークで共有し、自分自身にクリティカルになる習慣を身につけるコツを会得してもらいます。
すでに早稲田校の2011年春講座で、「ビジネスに役立つ認知心理学入門」を行っていますが、その内容も含めてさらに一段階進め、仕事のできるビジネスマンとしてのクリティカルシンカーを目指していただきます。講義終了後の懇親会も毎週実施しますのでご都合に合わせてご参加ください。


-

欠席をせざるを得ない場合でも、欠席者用の資料も用意し、毎週前回のReviewをしますのでご安心ください。


資料配付

名前	石渡　明
肩書き	（有）ブレイン・アソシエイツ代表取締役
プロフィール	－