大学公開講座のセカンドアカデミー

IT時代の到来で企業でも大学でも書く英語が必携になっております。いくら立派な仕事をしても、いくら立派な研究をしても、いくら立派な考えを抱いていても書いて発表しなければ認められない時代になっております。この達成度を測るのがTEP Testです。論理的に書く英語の習得を目標とします。

　TEP Testは、早稲田大学とミシガン大学とのジョイントプログラムで、実務とアカデミック分野の書く英語の技能を中心として、これに読む技能の修得度を審査し、公的な資格を与えることを目的としております。従来の○×式や選択式の試験では測定できない真のコミュニケーション能力が測定できますのでTEP Test 2級合格を義務付けている企業もあります。

　論理的に書く英語の習得を目標としている方々、翻訳をなさっておられる方々の受講をお勧めします。
一日目の午前中は英作文が中心です。英作文の基本を論理構成を中心に講義を通して演習します。
従来の英作文の勉強法とは異なりますので日本語の論理構成も修得できます。読み手が理解できる英文の書き方の基本を指導します。午後は英文和訳が中心です。多くの学校で指導されている「能力に合わせた英語（controlled English） 」ではなく、「実務で使われている英語（real world English）」を的確に、正しい日本語で翻訳する技術を講義を通して演習します。

二日目の午前は各種辞書の活用法が中心です。目的に合った辞書をどのように英文和訳や和文英訳に利用するかのノウハウを講義を通して演習します。午後は修辞法が中心です。実務英語の中でも特に大切な論理構成を講義を通して演習します。要約文の作り方、簡潔な表現法、不要語の削除法、定義法、指示文、表題の書き方、などが中心となります。

参考図書
『伝える英語の発想法』（早稲田大学出版部）（2,500円）　『テクニカル イングリッシュ：論理と展開』（南雲堂）（2,600円）


※本講座受講者およびオープンカレッジ会員の方は5月に全国で実施されるTEP Testを東京会場での受験に限り先着200名まで無料で受験できます（ただし、当センターでの申込み手続きが別途必要となります）。
3月中旬に受講生の皆様へは要項・願書をご送付いたします。
TEP Testの詳細につきましてはJATECのホームページ
www.teptest.comをご覧ください。





TEP Test 2級　問題の一部の例　＊解答例は担当講師にお尋ねください。

問１．次の二つの英文を関係代名詞や接続詞を用いないで、意味を変えずに1文に結合しなさい。

（1） Vitamins are necessary for good health.

（2） There are many different vitamins.

問2．次の文には無駄があります。それを削除して簡潔な文に直しなさい。

We can solve the problem by the removal of the plaster to a height of one meter.

問3．「暗証番号」を英語に直し、それを主語にして、主語＋述語の完全な英文の形で定義しなさい。

問4．次の英文をインストラクション調の英文に直しなさい。

You should turn the VOL knob so that you may adjust the volume.
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・講義はすべて日本語で行われます。

・篠田先生ほか3名の講師が担当する予定です。

・12:10～13:00、14:30～14:45は休憩時間となります。

・休講が発生した場合には、11/10を補講日といたします。