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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-02 / 世界史:心理:その他教養 / 学内講座コード:303009

近代ヨーロッパの歴史―フランス革命から第1次世界大戦まで―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/03~12/05(水)
講座回数
10
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
 - 
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

この講座では、西洋諸国の近現代史の外交的展開を扱います。主な考察対象は、1815年に閉幕したウィーン会議と1914年に勃発する第1次世界大戦とによって挟まれる百年間におけるヨーロッパを中心とする国際関係の歴史です。この時期はまた「長い19世紀」とも呼ばれますが、古典的な「勢力均衡(Balance of Power)」の概念・機能がもっとも円熟した時期とされます。

講義を通してこの時期を概観し、その意義を問い直す作業を行います。受講生がこれまで書物や講義を通して培ってきた西洋の政治史・外交史に関する事項を基本的な内容から整理し、それらに対する理解が深められるような視点を提供したいと思います。


「長い19世紀」の時期にヨーロッパ外交の中心はウィーンからパリへ、そしてベルリンへと移りますが、それぞれの担い手であったメッテルニヒ、ナポレオン3世、ビスマルクらを取り上げ、彼らが思い描いていた外交構想を確認するとともに、中央ヨーロッパとは一線を画す諸国(イギリス・ロシア・アメリカなど)がこの時期にどのように対外的に振舞ったかを見ていくつもりです。

構成としては、第1~第3回の講義で19世紀前半の国際体制であるウィーン体制およびそれらに関する事項(フランス革命・メッテルニヒ・イギリス外交)を、第4~第6回の講義で19世紀半ばの国際情勢(1848年革命・クリミア戦争・ナポレオン3世)を、第7~第9回の講義で19世紀後半のドイツにおける変化(ドイツ連邦・ビスマルク・ドイツ帝国)を概観する予定です。第10回は帝国主義を扱い、第1次世界大戦に至る展開につなげたいと思います。

講師の専門分野はビスマルクによるドイツ帝国成立以前の近代ドイツ外交史ですが、歴史的に重要な出来事や各国の当時の政治的状況についてオムニバス的に解説を行うとともに、専門に関する話題にも適宜触れていきたいと考えています。


(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)

第1回 主権国家の成立、フランス革命

第2回 ウィーン体制とメッテルニヒ

第3回 ウィーン体制とイギリス

第4回 1848年革命

第5回 クリミア戦争

第6回 ナポレオン3世

第7回 ドイツ連邦

第8回 ビスマルクとドイツ統一

第9回 ビスマルク外交の展開

第10回 帝国主義から第1次世界大戦へ

備考

-

講師陣

名前 時野谷 亮
肩書き 早稲田大学 非常勤講師
プロフィール
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