大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
キーワードは「隕石」と「放射性物質(放射性核種)」です。どういう関係?、と思われるかもしれませんが、密接な関係があります。隕石は極微量ですが、放射性物質を必ず含みます。これは隕石である確実な証拠です。また、放射性物質を時計として、隕石の年齢がわかります。
本講座では、まず、放射性物質について講義します。ついで、隕石とは何か知っていただき、放射性物質に関連した宇宙化学の基礎的なことを講義します。隕石を実際に見ていただいたり、南極で隕石を探した体験談もあります。

【講座スケジュール】
第1回 08／28 15:00～16:30
第2回 09／04 15:00～16:30
第3回 09／11 15:00～16:30
第4回 09／18 15:00～16:30
第5回 10／02 15:00～16:30

単位数：1単位

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	大浦 泰嗣
肩書き	東京都立大学 理学部 化学科 准教授
プロフィール	専門は放射化学で，原子核反応を利用していろいろな試料の元素分析をしたり，隕石/環境試料中の放射性核種の測定をしています。国内の研究用原子炉や加速器を使って実験を行なっています。

名前	白井 直樹
肩書き	東京都立大学 理学部化学科 助教
プロフィール	専門は、宇宙・地球化学で、隕石試料を主な研究対象試料とし、その元素濃度を正確に求め、太陽系の進化過程や惑星の形成過程を調べている。また、より信頼性の高い分析値を得るために、誘導結合プラズマ発光分光分析装置や誘導結合プラズマ質量分析装置を用いた分析化学的研究も行っている。