講座詳細情報
申し込み締切日:2023-10-18 / 文学:宗教・哲学 / 学内講座コード:0501062
説話で読む お釈迦様の伝記 外道による仏教迫害と帰順
- 開催日
- 10月19日(木)~12月28日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
お釈迦様の生涯を描いた物語〈仏伝〉は、インドに始まり、中国を経て日本にも伝えられました。その仏伝を描いた代表的な作品が、我が国最大の説話集である『今昔物語集』の冒頭に収められています。本講座では、『今昔物語集』の説話をテキストとして、平安時代末期の日本人が抱いていたお釈迦様の姿を読み解いていきます。
今回は、釈迦の成道(悟り)の後に起こった出来事、既成宗教(外道)による迫害の物語を扱います。新興の教えであった仏教は、当初外道によって迫害を受けますが、やがて外道たちは仏教に帰順していきます。その一連の説話には、仏教の平等意識、婆羅門の都を舞台にした古代インドの風俗のなどが、個性的な登場人物とともに物語性ゆたかに描かれています。
【講座スケジュール】
第1回10月19日(木) (1)巻第一 第十一話 貧者の供養
第2回11月 2日(木) (2)巻第一 第十二話 勝蜜外道の迫害
第3回11月30日(木) (3)巻第一 第十三話 満財長者の帰依
第4回12月14日(木) (4)巻第一 第十五話 提何長者が男子を授かる話
第5回12月28日(木) (5)巻第一 第十六話 鴦堀魔羅が仏の指を切る話
お釈迦様の生涯を描いた物語〈仏伝〉は、インドに始まり、中国を経て日本にも伝えられました。その仏伝を描いた代表的な作品が、我が国最大の説話集である『今昔物語集』の冒頭に収められています。本講座では、『今昔物語集』の説話をテキストとして、平安時代末期の日本人が抱いていたお釈迦様の姿を読み解いていきます。
今回は、釈迦の成道(悟り)の後に起こった出来事、既成宗教(外道)による迫害の物語を扱います。新興の教えであった仏教は、当初外道によって迫害を受けますが、やがて外道たちは仏教に帰順していきます。その一連の説話には、仏教の平等意識、婆羅門の都を舞台にした古代インドの風俗のなどが、個性的な登場人物とともに物語性ゆたかに描かれています。
【講座スケジュール】
第1回10月19日(木) (1)巻第一 第十一話 貧者の供養
第2回11月 2日(木) (2)巻第一 第十二話 勝蜜外道の迫害
第3回11月30日(木) (3)巻第一 第十三話 満財長者の帰依
第4回12月14日(木) (4)巻第一 第十五話 提何長者が男子を授かる話
第5回12月28日(木) (5)巻第一 第十六話 鴦堀魔羅が仏の指を切る話
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 鈴木 治子 |
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肩書き | 大正大学非常勤講師 |
プロフィール | 武蔵野女子大学日本文学科卒業。大正大学大学院博士課程国文学専攻単位取得。東京都・埼玉県の区民・市民講座講師、NHK文化センター講師、大正大学オープンカレッジ講師、獨協大学オープンカレッジ講師を務める。書著:『歌謡文学を学ぶ人のために』(共著 世界思想社)、『中世文学の展開と仏教』(共著 おうふう)、『大学生のための文章教室』(共著 大正大学出版会)、『古代から近世へ-日本の歌謡を旅する』(共著 和泉書院)、『海東高僧伝』(共著 平凡社)、『東アジアの仏伝文学』(共著 勉誠出版) 他 |