講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-29 / 文学 / 学内講座コード:401081
『源氏物語』を読むー紅梅巻・竹河巻と宇治十帖の世界ー
- 開催日
- 1月30日(月)~ 3月13日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
紫式部と源氏物語 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
第41帖「幻」巻で光源氏の最期の姿を見送った読者は、本文のない「雲隠」巻を隔てて、第42帖「匂兵部卿」巻(『匂宮』巻とも)からは光源氏の子孫たちの物語が始まったことを知ります。この巻は「宇治十帖」の前置きのような巻ですが、その前に第43帖「紅梅」巻・第44帖「竹河」巻が挟まっています。前半2回はこの2巻についてで、「紅梅」巻は、長男柏木を失い弟の紅梅大納言が後を継いだ故致仕の太政大臣一家のその後の物語であり、「竹河」巻は、髭黒太政大臣と結婚した玉鬘とその一族の物語です。後半2回は、これまで読んできた光源氏の世界を踏まえ、宇治十帖の世界を展望し、そこで紫式部は何を語ろうとしているのかを考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 1月30日(月) (1)紅梅巻について
第2回 2月13日(月) (2)竹河巻について
第3回 2月27日(月) (3)宇治十帖の世界(1)
第4回 3月13日(月) (4)宇治十帖の世界(2)
第41帖「幻」巻で光源氏の最期の姿を見送った読者は、本文のない「雲隠」巻を隔てて、第42帖「匂兵部卿」巻(『匂宮』巻とも)からは光源氏の子孫たちの物語が始まったことを知ります。この巻は「宇治十帖」の前置きのような巻ですが、その前に第43帖「紅梅」巻・第44帖「竹河」巻が挟まっています。前半2回はこの2巻についてで、「紅梅」巻は、長男柏木を失い弟の紅梅大納言が後を継いだ故致仕の太政大臣一家のその後の物語であり、「竹河」巻は、髭黒太政大臣と結婚した玉鬘とその一族の物語です。後半2回は、これまで読んできた光源氏の世界を踏まえ、宇治十帖の世界を展望し、そこで紫式部は何を語ろうとしているのかを考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 1月30日(月) (1)紅梅巻について
第2回 2月13日(月) (2)竹河巻について
第3回 2月27日(月) (3)宇治十帖の世界(1)
第4回 3月13日(月) (4)宇治十帖の世界(2)
備考
講師陣
名前 | 松村 武夫 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1940年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。武蔵野女子大学短期大学部長、武蔵野大学文学部長、大学院研究科長をへて、現在、本学名誉教授。平安時代末期の文学(和歌文学、歴史物語など)を研究領域とし、主な著書に『校注水鏡』『水鏡全注釈』『実用国語辞典』等がある。 |
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