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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-04-13 / 文学 / 学内講座コード:301009

古典逍遥『源氏物語』「花散里」・「須磨」を読む

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
4月14日(水)~ 9月15日(水)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
25
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
九月、斎宮と共に六条御息所は伊勢へ下向、十一月、桐壷院崩御、翌年十二月、法華八講結願の日藤壷落飾、政治権力が左大臣方から右大臣側へ移譲していく時代、源氏周辺の公卿・弁官たちの動向もあわただしい。左大臣・源氏方から唐突に離れ、新しく権力の座に就く右大臣側に接近を図る人々、旧来の絆に毅然として生きようとする人々、源氏は「いちはやき世を思ひ憚りて」「参り寄るもなき」権力抗争の間はざまに揺れ動く人々の姿に「世の中はあぢきなきものかな」と感慨を深くする。
桐壷帝治政から朱雀帝の時代へ、この転換期に、源氏はひたすら東宮の身を案ずる藤壺、悲嘆する紫の上、花散里を気づかいつつ、朧月夜の君に心残しながら、故院の山陵を訪れ別れを告げて須磨へ向う。
なぜ源氏は須磨の地を目指したのかなぜ源氏は右大臣に朧月夜の君との逢う瀬を目撃させたのか語り手(作者)は公に罪を糾弾される以前に、自らの京退去・須磨隠棲を科す源氏の身に己れの生き様ようを模索する一人の人間の姿を重ね青春彷徨の物語として語りつづける。

お知らせ---この講座のご受講につきまして---
この講座はソーシャルディスタンスを保つために、少人数での開講になります。
そのため、定員を超過した場合は、対面講座としての開講と同時に、それ以降にお申込された方のため、オンライン講座(リアルタイム配信)としても開講いたします。
詳細はあらためて、こちらに掲示いたします。

【講座スケジュール】
第1回 4月14日(水) 賢木
第2回 4月28日(水) 賢木
第3回 5月12日(水) 花散里
第4回 5月26日(水) 花散里
第5回 6月 2日(水) 須磨
第6回 6月16日(水) 須磨
第7回 7月 7日(水) 須磨
第8回 7月14日(水) 須磨
第9回 9月 1日(水) 須磨
第10回 9月15日(水) 須磨(つづく)

備考

【教材】
【必携テキスト】『新潮日本古典集成源氏物語二(新装版)』 新潮社 2,530円


※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 深澤 邦弘
肩書き 元本学教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了、文学修士。
都立三鷹高等学校、立川高等学校、昭和高等学校教諭 2006年3月武蔵野大学文学部教授退職。
専攻は中世文学・国語教育。著書に『平家物語における「生」』新典社研究叢書170、
『青桐─もの一詞いはん─』編著 新典社(2014年4月)など。
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