講座詳細情報
申し込み締切日:2020-04-05 / 文学 / 学内講座コード:201020
『源氏物語』を読む-匂兵部卿巻・紅梅巻・竹河巻-
- 開催日
- 4月 6日(月)~ 9月14日(月)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 55
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
日本書紀講釈 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
光源氏がこの世を去ってから八年が経ち、物語の中心には匂宮・薫が登場してきます。
〔匂兵部卿巻〕では、光源氏の後継ぎ夕霧は長女を東宮(一宮)妃、次女に二宮を娶り、六条院には落葉宮を迎え三条殿の雲居雁と等分に通います。薫は冷泉院の猶子となりますが、自分の出生に疑問を持ち、また彼の身体には生得の芳香がありました。匂宮はこれに張り合って薫物に凝り、世人に匂う兵部卿・薫る中将と称されました。〔紅梅巻〕では、柏木没後の致仕太政大臣家を継いだ紅梅大納言(柏木の弟)が北の方を亡くし、その後に故蛍兵部卿宮の未亡人
真木柱を迎えます。大納言は大君を東宮妃とし中君を匂宮にと志しますが、匂宮は真木柱の連れ子、宮の御方に気があります。〔竹河巻〕では、髭黒没後の太政大臣家での玉鬘の苦慮と奮闘が語られます。大君には、玉鬘邸で大君と中君が碁を打つ姿を垣間見した夕霧の子息蔵人少将や帝からの所望もありましたが、いまだ玉鬘を忘れられない冷泉院にさし上げることになりました。そして中君が玉鬘から尚侍の職を譲られて帝のもとへ入内しました。
【講座スケジュール】
第1回 4月 6日(月)
第2回 4月13日(月)
第3回 4月20日(月)
第4回 4月27日(月)
第5回 5月11日(月)
第6回 5月18日(月)
第7回 5月25日(月)
第8回 6月 1日(月)
第9回 6月 8日(月)
第10回 6月15日(月)
第11回 7月 6日(月)
第12回 7月13日(月)
第13回 7月20日(月)
第14回 7月27日(月)
第15回 8月 3日(月)
第16回 8月17日(月)
第17回 8月24日(月)
第18回 8月31日(月)
第19回 9月 7日(月)
第20回 9月14日(月)
光源氏がこの世を去ってから八年が経ち、物語の中心には匂宮・薫が登場してきます。
〔匂兵部卿巻〕では、光源氏の後継ぎ夕霧は長女を東宮(一宮)妃、次女に二宮を娶り、六条院には落葉宮を迎え三条殿の雲居雁と等分に通います。薫は冷泉院の猶子となりますが、自分の出生に疑問を持ち、また彼の身体には生得の芳香がありました。匂宮はこれに張り合って薫物に凝り、世人に匂う兵部卿・薫る中将と称されました。〔紅梅巻〕では、柏木没後の致仕太政大臣家を継いだ紅梅大納言(柏木の弟)が北の方を亡くし、その後に故蛍兵部卿宮の未亡人
真木柱を迎えます。大納言は大君を東宮妃とし中君を匂宮にと志しますが、匂宮は真木柱の連れ子、宮の御方に気があります。〔竹河巻〕では、髭黒没後の太政大臣家での玉鬘の苦慮と奮闘が語られます。大君には、玉鬘邸で大君と中君が碁を打つ姿を垣間見した夕霧の子息蔵人少将や帝からの所望もありましたが、いまだ玉鬘を忘れられない冷泉院にさし上げることになりました。そして中君が玉鬘から尚侍の職を譲られて帝のもとへ入内しました。
【講座スケジュール】
第1回 4月 6日(月)
第2回 4月13日(月)
第3回 4月20日(月)
第4回 4月27日(月)
第5回 5月11日(月)
第6回 5月18日(月)
第7回 5月25日(月)
第8回 6月 1日(月)
第9回 6月 8日(月)
第10回 6月15日(月)
第11回 7月 6日(月)
第12回 7月13日(月)
第13回 7月20日(月)
第14回 7月27日(月)
第15回 8月 3日(月)
第16回 8月17日(月)
第17回 8月24日(月)
第18回 8月31日(月)
第19回 9月 7日(月)
第20回 9月14日(月)
備考
講師陣
名前 | 松村 武夫 |
---|---|
肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1940年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。武蔵野女子大学短期大学部長、武蔵野大学文学部長、大学院研究科長をへて、現在、本学名誉教授。平安時代末期の文学(和歌文学、歴史物語など)を研究領域とし、主な著書に『校注水鏡』『水鏡全注釈』『実用国語辞典』等がある。 |
名前 | 稲垣 智花 |
---|---|
肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院博士課程修了。武蔵野大学非常勤講師。跡見学園女子大学非常勤講師。専門分野は、中古中世の物語・歴史物語。共編著書に、『常用 源氏物語要覧』(武蔵野書院)。論文に、『新時代への源氏学第3巻 関係性の政治学2』所収「解釈行為の政治学―「夕霧」―」(竹林舎)、『歴史物語講座第3巻 大鏡』所収「大鏡の思想」(風間書房)ほか。 |
関連講座
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