講座詳細情報
申し込み締切日:2020-04-23 / 文学 / 学内講座コード:201015
『万葉集』全首講義 -巻三(挽歌)・巻四(相聞) -
- 開催日
- 4月24日(金)~ 9月25日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
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講座詳細
【講座内容】
今期は巻三の挽歌から巻四へと歩みを進めます。
近代に至って、万葉歌は、真実をそのまま素直に表した「写生」の歌として高く評価され、それまでの『古今集』に代って歌の範とされるようになりました。今日の万葉歌理解も、その流れの中にあります。しかし、私たちと同じ文学観を万葉時代の人々も持っていたと考えることはできません。
信仰の言葉から発した歌は、万葉時代にはまだ十分に文学にはなりきっていませんでした。つまり、万葉歌とは、「文学以前」の世界を大きく抱え込んで、私たちの前に存在するのです。そしてそれは、当時の人々の実際の生活とこころそのものでもありました。
本講座では、こうした観点から、近代的な文学観を排し、万葉時代の人々の生活に寄り添った解釈をめざします。一首一首の読解を通して、当時の人々の生活とこころに触れてまいりましょう。
【講座スケジュール】
第1回 4月24日(金) 巻三・挽歌(七)
第2回 5月 8日(金) 巻三・挽歌(八)
第3回 5月22日(金) 巻三・挽歌(九)
第4回 6月12日(金) 巻三・挽歌(十)
第5回 6月26日(金) 巻四・相聞(一)
第6回 7月10日(金) 巻四・相聞(二)
第7回 7月31日(金) 巻四・相聞(三)
第8回 8月28日(金) 巻四・相聞(四)
第9回 9月11日(金) 巻四・相聞(五)
第10回 9月25日(金) 巻四・相聞(六)
今期は巻三の挽歌から巻四へと歩みを進めます。
近代に至って、万葉歌は、真実をそのまま素直に表した「写生」の歌として高く評価され、それまでの『古今集』に代って歌の範とされるようになりました。今日の万葉歌理解も、その流れの中にあります。しかし、私たちと同じ文学観を万葉時代の人々も持っていたと考えることはできません。
信仰の言葉から発した歌は、万葉時代にはまだ十分に文学にはなりきっていませんでした。つまり、万葉歌とは、「文学以前」の世界を大きく抱え込んで、私たちの前に存在するのです。そしてそれは、当時の人々の実際の生活とこころそのものでもありました。
本講座では、こうした観点から、近代的な文学観を排し、万葉時代の人々の生活に寄り添った解釈をめざします。一首一首の読解を通して、当時の人々の生活とこころに触れてまいりましょう。
【講座スケジュール】
第1回 4月24日(金) 巻三・挽歌(七)
第2回 5月 8日(金) 巻三・挽歌(八)
第3回 5月22日(金) 巻三・挽歌(九)
第4回 6月12日(金) 巻三・挽歌(十)
第5回 6月26日(金) 巻四・相聞(一)
第6回 7月10日(金) 巻四・相聞(二)
第7回 7月31日(金) 巻四・相聞(三)
第8回 8月28日(金) 巻四・相聞(四)
第9回 9月11日(金) 巻四・相聞(五)
第10回 9月25日(金) 巻四・相聞(六)
備考
講師陣
名前 | 渡部 修 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)『くずし字で読む「百人一首一夕話」』(武蔵野書院 共編著)など。 |
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