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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-01 / 文学 / 学内講座コード:312033

米国南部、歴史と文学の旅5日間―ジョージア州 第2回―

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月 2日(水)~11月20日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
7,500円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
1978年、米国南部を半年、「運転出来ないから」バスと汽車で旅した英国人Paul Bindingの旅の動機は、「南部文学が豊穣な理由を知りたくて」。旅は翌年、ユニークな南部文学案内Separate Country となりました。南北戦争中、U. S. Aを脱退しC. S. A.を作った南部は今も「別の国」。プロテスタント色の濃厚な深南部ジョージアで、オコナーはカトリックの家庭に育ち、カトリックの視座から見て書く作家となります。射抜くような視線、ユーモア、諧謔を特色とし、早逝の原因となる紅斑性狼瘡の死病を養いながら、よく生きよく書きました。オコナー文学に「暴力的」「グロテスク」な場面がよく出てくるのはなぜなのか、理由をエッセイに探ります。20世紀米国文学のおおきな潮流の一つは、Southern Renaissance、つまり南部文学の興隆て?、オコナーはその大きな柱。秋季は、「火」をモチーフにした “A Circle in the Fire” を講じ読みます。火の中で踊る少年たちは一体だれなのか? (入手できればビデオを観ます。)

参考図書:『フラナリー・オコナー全短編』上下巻(ちくま文庫)各1,400円

【講座スケジュール】
第1回10月 2日(水) 1998年、summer session受講のためひと夏を過ごしたGA州Milledgevilleと、出色の南部作家Flannery O'Connorを紹介。
第2回10月16日(水) 短篇 "A Circle in the Fire" 講読(1) 南部方言解説 (以下同様)
第3回10月30日(水) A Circle in the Fire 講読(2)
第4回11月 6日(水) A Circle in the Fire 講読(3)
第5回11月20日(水) 新約聖書、旧約聖書から照顧すると--。

講師陣

名前 佐藤 晴雄
肩書き 本学名誉教授
プロフィール 文学部英米文学科教授( 〜2012)、教育学部教授(2012〜2019)。University of North Carolina at Chapel Hill、客員研究員(2002〜2003年)。【著書】『メアリランドへ行こう——フレデリック・ダグラスとその時代』(武蔵野大学出版会)ほか、【論文その他】「フィッツジェラルドの出納簿——あるいは希望への感受性」『ユリイカ』1988年12月号(青土社)、「F・スコット・フィッツジェラルド(解説)」(集英社ギャラリー世界の文学17巻)、「解説 生きることと書くことと」『バビロン再訪 フィッツジェラルド短篇集』(集英社文庫)、“May Be or May Not Be: Some Notes on East of Eden”(Steinbeck Studies 24)ほか。
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