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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-03 / 文学 / 学内講座コード:312028a

『東京八景』を読む 【連続講座】太宰治 生誕110周年記念

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月 4日(金)
講座回数
1回
時間
13:00~14:30
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,500円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『東京八景』は、太平洋戦争勃発の年(1941年12月8日)の1月「文学界」に発表されました。昭和5年に故郷の津軽から上京後、10年間の東京生活をその時々の風景に託して書き上げた作品で、作者による「青春への訣別」の小説でした。

大学入学後の主人公の非合法活動、彼を追って上京してきた芸妓Hとの同棲、実家との軋轢、孤独、死に至らしめたバアの女給との心中未遂事件、自殺未遂、腹膜炎の痛みを和らげるために依存した薬・パビナール中毒、Hの不倫・Hとの心中未遂事件と離別、そして回復期での結婚まで主人公の生活と魂の遍歴を描いています。けっきょく主人公は目論見が外れ八景には絞れませんでしたが、「三鷹」では落日の景を生き生きと心象風景と見合うものとして描いています。太宰の人と文学の手引きとして『東京八景』を解説してまいります。

※参考図書:『走れメロス』太宰 治 新潮文庫

【講座スケジュール】
第1回10月 4日(金)

講師陣

名前 竹田 日出夫
肩書き 本学名誉教授・日本現代詩人会員
プロフィール 1935年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。武蔵野大学名誉教授。日本現代詩人会員、日本文芸家協会員、パレスティナ難民支援NGO「地に平和」会員。
著書・編著に『渇仰と復活の挿画』、『現代社会の暴力と詩人』、『中原中也・立原道造』ほか。詩集に『フィレンツェのムンク』、『地中海から』、『パレスティナから』ほか。
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