講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-06 / 文学 / 学内講座コード:312024
『百人一首』講義
- 開催日
- 10月 7日(月)~ 3月 2日(月)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 16:45~18:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 50
- 補足

※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
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講座詳細
【講座内容】
藤原定家の撰になる『百人一首』は、日本の古典の中でも最も著名な作品の一つで、その成立以後今日まで、数え切れない程多くの注釈が残されています。それは、ここに残された百首の歌々がその作者とともに、王朝和歌、引いては日本の古典のエッセンスを形づくるものと受け止められてきたためでした。
この伝統は今でも引き継がれてはいますが、一方ではカルタ競技という古典文学からは離れた形で受容されていることも事実です。その結果、意外に文学として『百人一首』全体を学ぶ機会は多くないように思われます。
本講座では、『百人一首』の歌を一首一首、歌の内容はもとより、その作者の伝記や作歌の事情を含めて丁寧に解釈し、その文学性を明らかにしてまいります。そして、このアンソロジーが形づくってきたであろう私たち日本人のこころを見つめます。
【講座スケジュール】
第1回10月 7日(月)
第2回10月21日(月)
第3回11月18日(月)
第4回12月 2日(月)
第5回12月16日(月)
第6回 1月 6日(月)
第7回 1月20日(月)
第8回 2月 3日(月)
第9回 2月17日(月)
第10回 3月 2日(月)
藤原定家の撰になる『百人一首』は、日本の古典の中でも最も著名な作品の一つで、その成立以後今日まで、数え切れない程多くの注釈が残されています。それは、ここに残された百首の歌々がその作者とともに、王朝和歌、引いては日本の古典のエッセンスを形づくるものと受け止められてきたためでした。
この伝統は今でも引き継がれてはいますが、一方ではカルタ競技という古典文学からは離れた形で受容されていることも事実です。その結果、意外に文学として『百人一首』全体を学ぶ機会は多くないように思われます。
本講座では、『百人一首』の歌を一首一首、歌の内容はもとより、その作者の伝記や作歌の事情を含めて丁寧に解釈し、その文学性を明らかにしてまいります。そして、このアンソロジーが形づくってきたであろう私たち日本人のこころを見つめます。
【講座スケジュール】
第1回10月 7日(月)
第2回10月21日(月)
第3回11月18日(月)
第4回12月 2日(月)
第5回12月16日(月)
第6回 1月 6日(月)
第7回 1月20日(月)
第8回 2月 3日(月)
第9回 2月17日(月)
第10回 3月 2日(月)
備考
講師陣
名前 | 渡部 修 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)『くずし字で読む「百人一首一夕話」』(武蔵野書院 共編著)など。 |

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