講座詳細情報
申し込み締切日:2019-04-14 / 文学 / 学内講座コード:311026
連歌初心講-四季折々の句-≪秋の心≫を表現する
- 開催日
- 4月15日(月)~ 9月30日(月)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 16:45~18:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
季節を連歌の句に詠もうという時、多くの人が俳句の季寄せ(歳時記)を参照されます。たしかに季語は季節を表現する上で不可欠の要素ではあります。しかし、連歌は付け具合(付様)や変化の妙(転じ)を数人で楽しむ文芸です。「物」に動作を添えて、ずらりと並べるだけでよいというものではありません。もともと連歌の季語はそれほど多いわけではなく、平安期~中世の和歌の世界で好まれ洗練された歌材・歌ことばの範囲内で、 少し妙味を加えた程度のものだったのです。なぜそれで事足りていたのでしょうか。その答えは「心」ということになりそうです。私たちの先祖は、季節の心を大切にしていました。月ひとつを見るにつけても、その美しさや清らかさだけでなく、そこから悲しみ・寂しさ・懐かしさ・恋しさ・後悔・思いやり・信仰心等々、とりとめもなく心をめぐらせ、表現しようとしていたのです。「ことばで句を付けるのではなく、心でつけよ」…先人の戒めです。さて、今回は秋の心を表現する楽しみを、ご一緒に。
【講座スケジュール】
第1回 4月15日(月) 季語の扱いに関する基本的なことがら
第2回 5月20日(月) 「秋」に添えたい心
第3回 6月17日(月) 秋の訪れ−景物に心を添えて
第4回 7月 1日(月) 秋の深まり−気候の変化に心を添えて
第5回 8月19日(月) 「月」に心を添える(1)
第6回 9月30日(月) 「月」に心を添える(2)
季節を連歌の句に詠もうという時、多くの人が俳句の季寄せ(歳時記)を参照されます。たしかに季語は季節を表現する上で不可欠の要素ではあります。しかし、連歌は付け具合(付様)や変化の妙(転じ)を数人で楽しむ文芸です。「物」に動作を添えて、ずらりと並べるだけでよいというものではありません。もともと連歌の季語はそれほど多いわけではなく、平安期~中世の和歌の世界で好まれ洗練された歌材・歌ことばの範囲内で、 少し妙味を加えた程度のものだったのです。なぜそれで事足りていたのでしょうか。その答えは「心」ということになりそうです。私たちの先祖は、季節の心を大切にしていました。月ひとつを見るにつけても、その美しさや清らかさだけでなく、そこから悲しみ・寂しさ・懐かしさ・恋しさ・後悔・思いやり・信仰心等々、とりとめもなく心をめぐらせ、表現しようとしていたのです。「ことばで句を付けるのではなく、心でつけよ」…先人の戒めです。さて、今回は秋の心を表現する楽しみを、ご一緒に。
【講座スケジュール】
第1回 4月15日(月) 季語の扱いに関する基本的なことがら
第2回 5月20日(月) 「秋」に添えたい心
第3回 6月17日(月) 秋の訪れ−景物に心を添えて
第4回 7月 1日(月) 秋の深まり−気候の変化に心を添えて
第5回 8月19日(月) 「月」に心を添える(1)
第6回 9月30日(月) 「月」に心を添える(2)
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 池田 英悟 |
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肩書き | 本学非常勤講師・むさしの連歌会代表 |
プロフィール | 昭和26年大阪市生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期。現在、武蔵野大学非常勤講師、武蔵野大学能楽資料センター研究員。よみうり文化センター市民大学(町田市)「平家物語」講師。 むさしの連歌会代表。 論文:「梁塵秘抄と信仰」、「梁塵秘抄と女たち」「にみる老境の世界」など。 |
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