講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-15 / 文学 / 学内講座コード:302025
悲劇の女性たち ―平家物語入門― (続き)
- 開催日
- 10月16日(火)~ 3月19日(火)
- 講座回数
- 18回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は平安末期の貴族社会が武家社会に大きく変動してゆく時期に、特に平氏の側に
立って、その一族が源氏との戦乱に破れ没落してゆく様を、戦記物語的手法で「盛者必衰」の仏教理念で描いた作品で「琵琶法師による語り物」として世間に流布した作品です。原作者は、『徒然草』(鎌倉時代末期成立)には、信濃前司行長であるとするが、どこにも証拠はないし、生仏という琵琶法師に語らせて広まったとあるが、現存の『平家物語』はそのどの段階のものかわからない。権力者平清盛をめぐる多くの武将群の陰にあって、悲しい運命にもてあそばれた女性がいるので、その人たちの運命をたどりつつ、『平家物語』という作品を概観してゆきたいと思います。
『平家物語』(1~4岩波文庫 )他 お手もちの本をお持ちください。
お持ち物:前回までのプリント、古語辞典(あれば)、筆記用具
【講座スケジュール】
第1回10月16日(火) 前期の復習とそのまとめ。巻十「内裏女房」の読み
第2回10月23日(火) 巻十、「内裏女房」の解釈
第3回10月30日(火) 巻十、「内裏女房」の鑑賞と注意点
第4回11月 6日(火) 巻十、「千手前」の読み
第5回11月13日(火) 巻十、「千手前」の解釈と鑑賞
第6回12月11日(火) 巻十「横笛」の読みと解釈
第7回12月18日(火) 巻十「横笛」の解釈と鑑賞
第8回12月25日(火) 巻十、「横笛」の解釈・鑑賞・注意点
第9回 1月 8日(火) 建礼門院と灌頂巻について(解説)
第10回 1月15日(火)
第11回 1月22日(火)
第12回 1月29日(火)
第13回 2月 5日(火)
第14回 2月12日(火)
第15回 2月19日(火)
第16回 3月 5日(火)
第17回 3月12日(火)
第18回 3月19日(火)
『平家物語』は平安末期の貴族社会が武家社会に大きく変動してゆく時期に、特に平氏の側に
立って、その一族が源氏との戦乱に破れ没落してゆく様を、戦記物語的手法で「盛者必衰」の仏教理念で描いた作品で「琵琶法師による語り物」として世間に流布した作品です。原作者は、『徒然草』(鎌倉時代末期成立)には、信濃前司行長であるとするが、どこにも証拠はないし、生仏という琵琶法師に語らせて広まったとあるが、現存の『平家物語』はそのどの段階のものかわからない。権力者平清盛をめぐる多くの武将群の陰にあって、悲しい運命にもてあそばれた女性がいるので、その人たちの運命をたどりつつ、『平家物語』という作品を概観してゆきたいと思います。
『平家物語』(1~4岩波文庫 )他 お手もちの本をお持ちください。
お持ち物:前回までのプリント、古語辞典(あれば)、筆記用具
【講座スケジュール】
第1回10月16日(火) 前期の復習とそのまとめ。巻十「内裏女房」の読み
第2回10月23日(火) 巻十、「内裏女房」の解釈
第3回10月30日(火) 巻十、「内裏女房」の鑑賞と注意点
第4回11月 6日(火) 巻十、「千手前」の読み
第5回11月13日(火) 巻十、「千手前」の解釈と鑑賞
第6回12月11日(火) 巻十「横笛」の読みと解釈
第7回12月18日(火) 巻十「横笛」の解釈と鑑賞
第8回12月25日(火) 巻十、「横笛」の解釈・鑑賞・注意点
第9回 1月 8日(火) 建礼門院と灌頂巻について(解説)
第10回 1月15日(火)
第11回 1月22日(火)
第12回 1月29日(火)
第13回 2月 5日(火)
第14回 2月12日(火)
第15回 2月19日(火)
第16回 3月 5日(火)
第17回 3月12日(火)
第18回 3月19日(火)
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 上村 正人 |
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肩書き | 元武蔵野女子学院中学高校教員 |
プロフィール | 1938年生まれ。1960年、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭(古文・漢文・現代文担当)。2003年3月、同上校定年退職。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事し日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」「十六夜日記」「とはずがたり」「建礼門院右京大夫集」をとりあげている。 |