講座詳細情報
申し込み締切日:2016-11-08 / 日本史 / 学内講座コード:282048c
歴史はいかに語られたか ―絵巻制作の秘密― 【連続講座】史料から日本の歴史を考える
- 開催日
- 11月 9日(水)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
日本の歴史は、史書をはじめとする様々な媒体を通じて語られてきました。日本では多くの絵巻が作られ、今に伝えられてきましたが、絵や詞書をもつこれらの絵巻も、いきいきと歴史を描き出しています。そこで本講座では、南北朝時代に東寺の僧侶によって作られた絵巻「弘法大師行状絵」に注目してみたいと思います。
「弘法大師行状絵」は弘法大師の生涯や功績のみならず、古代から中世にかけての真言宗の歴史を語る絵巻です。では、この絵巻はどのようにして制作されたのでしょうか?「弘法大師行状絵」は制作の過程を知ることができる、稀有で貴重な絵巻です。絵巻とあわせていくつかの寺院史料を読み解きながら、絵巻制作の秘密に迫り、真言宗の歴史がいかに語られたのかを考えていきたいと思います。
※【連続講座】史料から日本の歴史を考える
全7講座お申込みの場合 9,000
【講座スケジュール】
第1回11月 9日(水)
日本の歴史は、史書をはじめとする様々な媒体を通じて語られてきました。日本では多くの絵巻が作られ、今に伝えられてきましたが、絵や詞書をもつこれらの絵巻も、いきいきと歴史を描き出しています。そこで本講座では、南北朝時代に東寺の僧侶によって作られた絵巻「弘法大師行状絵」に注目してみたいと思います。
「弘法大師行状絵」は弘法大師の生涯や功績のみならず、古代から中世にかけての真言宗の歴史を語る絵巻です。では、この絵巻はどのようにして制作されたのでしょうか?「弘法大師行状絵」は制作の過程を知ることができる、稀有で貴重な絵巻です。絵巻とあわせていくつかの寺院史料を読み解きながら、絵巻制作の秘密に迫り、真言宗の歴史がいかに語られたのかを考えていきたいと思います。
※【連続講座】史料から日本の歴史を考える
全7講座お申込みの場合 9,000
【講座スケジュール】
第1回11月 9日(水)
講師陣
名前 | 西 弥生 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・日本女子大学学術研究員 |
プロフィール | 慶應義塾大学文学部史学科卒業、日本女子大学大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PDを経て、2013年4月より東京女学館大学講師。単著『中世密教寺院と修法』(勉誠出版、2008年)、論文「描かれた東寺の灌頂―東寺蔵「弘法大師行状絵」の一齣―」(遠藤基郎編『生活と文化の歴史学2 年中行事・神事・仏事』竹林舎、2013年)、「観智院杲宝・賢宝の教相修学と「大日経疏」」(『寺院史研究』第14号、2013年)、「醍醐寺勝賢と「東寺」意識」(『古文書研究』第78号、2014年12月)、「東寺蔵「弘法大師行状絵」の詞書―観智院賢宝の編纂意図―」(『佛教史學研究』第57巻第2号、2015年3月)など。 |