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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-02-27 / 日本史:宗教・哲学 / 学内講座コード:0501077

日本仏教の流れから学ぶ

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
1月17日(水)~ 3月13日(水)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
40
補足
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講座詳細

【講座内容】
明治から昭和期は、国家の動向の複雑な流れと、外国からの新しい思想・宗教やものの見方が入り、国威発揚と富国強兵という指針のもとにあって、仏教界の動きはさまざまであった。とくに神道奨励は、天皇親政の強化と相まって、広く強い影響力を及ぼした。
既成の仏教界は、全般的に国家の意志に従う方向にあり、日清・日露戦争から日中戦争、太平洋戦争に至るまで協力的な方向であった。
加えて、宗教的な複雑さは、第二次新宗教の出現が相次いだことでなおさら増していった。それに宗教外の宗教活動も盛んに行われ、いっそう多岐にわたることになった。
とくに、昭和期になってからの新宗教の活動は活発化し、全国に勢力は拡大し、地盤を明確なものにしていった。なかでも神道系と日蓮系の新宗教の活動が大きな勢力を形づくっていくようになった。
戦前(1945年8月以前)の宗教の動向をみてみると、現在の私たちが私のこととして考えるべきことが必然的に出てくる。条件つきの明治憲法でも現行憲法でも、信教の自由はずっと保証されている。それは、信じることの自由のみならず、ひとりの人として、戦争責任や人権、差別そしていのちと生きることへのアプローチをすることにつながる。現代の宗教の意義として考える学びを続けたい。

【講座スケジュール】
第1回 1月17日(水) 明治・大正期の仏教界と仏教外の宣教活動と第二次新宗教
第2回 1月31日(水) 明治・大正期の仏教界と仏教外の宣教活動と第二次新宗教
第3回 2月14日(水) 昭和期の新宗教の活動
第4回 2月28日(水) 昭和期の新宗教の活動
第5回 3月13日(水) 昭和動乱期の仏教界

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 小笠原 博慧
肩書き 福泉寺住職・本願寺派布教使
プロフィール 1941年生まれ。1965年、私立高校教諭(漢文)。1974年、公立高校教諭(国語)。1994年、武蔵野女子学院高校教頭。1999年、同中学・高校校長。その間1975年、國學院大學講師(漢文学)。1982年、市立大月短期大学講師(文学、日本語)。1988年、武蔵野女子大学講師(仏教学、日本仏教史)。同大学仏教文化研究所所員。1988年、福泉寺住職。
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