大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
第一次戦後派を代表する作家のうち梅崎春生・島尾敏雄、そして夭折した70～80年安保世代を代表する桐山 襲の代表作を取り上げ、皆さんとご一緒に今も日本社会を蔽う病理について考える時間にできたらと思っています。映像利用も予定しております。

梅崎春生『幻化』、島尾敏雄『死の棘』、桐山 襲『風のクロニクル』等を順次取り上げ、作品の理解にとどまらず、現代への問題提起として受け止めてまいりたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月28日(金) 梅崎春生『幻化』
第2回11月 4日(金) 島尾敏雄『死の棘』
第3回11月25日(金) 桐山 襲『パルチザン伝説』『風のクロニクル』

【教材】
『死の棘』島尾敏雄 新潮文庫 1981年1月 907円

※上記教材をお持ちでない方は、詳細ページよりご購入ください。

名前	竹田 日出夫
肩書き	本学名誉教授
プロフィール	1935年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。武蔵野大学名誉教授。日本現代詩人会員、文芸家協会員、パレスティナ難民支援NGO「地に平和」会員。 著書に『渇仰と復活の挿画』『現代世界の暴力と詩人』『詩集 フィレンツェのムンク』『詩集 地中海から』、編著に『昭和の詩論研究』『中原中也・立原道造』など。