講座詳細情報
申し込み締切日:2016-07-19 / 日本史 / 学内講座コード:281044e
江戸時代、地方の宗教統制 【連続講座】 史料から読み解く日本の歴史
- 開催日
- 7月20日(水)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
江戸時代、禁止されていた宗教は、幕府によって禁じられていたキリスト教、日蓮宗不受不施派だけではなかった。地方においては、仏教の特定宗派の信仰を禁じていた藩があったのである。鹿児島藩による浄土真宗(一向宗)の禁制もその1つである。江戸時代を通じて鹿児島藩では、浄土真宗の信仰が「祖法」として禁じられており、違反した者には拷問を伴う苛烈な罰が加えられていた。
なぜ鹿児島藩では、浄土真宗の信仰が長期にわたって厳しく禁じられたのであろうか。その背景には領国支配に関わる理由があったことを、西本願寺と藩内の末寺・門徒との間を往復した書状を筆写記録した『薩摩国諸記』を用いながら明らかにしていく。
【講座スケジュール】
第1回 7月20日(水)
江戸時代、禁止されていた宗教は、幕府によって禁じられていたキリスト教、日蓮宗不受不施派だけではなかった。地方においては、仏教の特定宗派の信仰を禁じていた藩があったのである。鹿児島藩による浄土真宗(一向宗)の禁制もその1つである。江戸時代を通じて鹿児島藩では、浄土真宗の信仰が「祖法」として禁じられており、違反した者には拷問を伴う苛烈な罰が加えられていた。
なぜ鹿児島藩では、浄土真宗の信仰が長期にわたって厳しく禁じられたのであろうか。その背景には領国支配に関わる理由があったことを、西本願寺と藩内の末寺・門徒との間を往復した書状を筆写記録した『薩摩国諸記』を用いながら明らかにしていく。
【講座スケジュール】
第1回 7月20日(水)
講師陣
名前 | 西 光三 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・板橋区公文書館公文書館専門員 |
プロフィール | 1971年、宮崎県生まれ。私立立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。現在、本学教養教育リサーチセンター研究員、板橋区公文書館公文書館専門員、(公財)徳川黎明会徳川林政史研究所非常勤研究員。 専門は日本近世史。『徳川幕府と巨大都市江戸』(共著 東京堂出版)、「近世大名家における葵御紋統制令の受容と展開」(『立正史学』第96号)、「徳川吉宗葬送考」(『寺院史研究』第10号)、「近世武士の由緒意識の醸成」(特別展図録『鎌倉と江戸 -中世と近世の武士-』千代田区教育委員会)、「将軍徳川慶喜の御印判製作過程と御用達町人」(『日本歴史』第784号)等。 |
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