大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
仏教の開祖・釈尊は、今からおよそ2500年前、北インドに居住していた釈迦族の王子として誕生されました。恵まれた青年期を過ごしながらも、王宮の生活に満足せず、道を求めて出家し、それから6年後、ブッダガヤの菩提樹の下で深い目覚めを体験し、その慶びを人々に伝えて80年の生涯を終えられたのです。仏教の学びは、この地上に出現した偉大な人格を敬い、その目覚めの内容について説かれた教えを聞くことから始まります。釈尊は何を求めて出家し、何に目覚められたのか。本講座では、釈尊の生涯をたどりながら仏教の原点を学ぶとともに、それが現代においていかなる意味を持つのか、について考えてみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 4月 7日(火) 誕生
第2回 5月12日(火) 王宮生活
第3回 6月 2日(火) 出家と求道
第4回 7月 7日(火) 成道
第5回 9月 1日(火) 初転法輪
第6回 9月15日(火) 涅槃

名前	小山 一行
肩書き	本学特任教授
プロフィール	略歴:東洋大学大学院文学研究科(仏教学専攻)博士課程単位取得満期退学。文学修士(東洋大学) 筑紫女学園大学教授、同学長を経て、筑紫女学園大学名誉教授、武蔵野大学教授(特任) 研究領域:仏教学、浄土教、親鸞の思想研究 著書:『釈尊の道‐その生涯と教え‐』、『親鸞のいいたかったこと』、『高僧和讃に聞く』(いずれも山喜房仏書林刊)、『新々みちしるべ‐菩薩シリーズ‐しあわせ(福徳)』(仏教伝道協会刊)。