講座詳細情報
申し込み締切日:2013-10-14 / 文学 / 学内講座コード:252041
古典の紀行文をたどる―東関紀行・海道記・十六夜日記―
- 開催日
- 10月15日(火)~ 3月18日(火)
- 講座回数
- 19回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 28,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
前期に引き続き、鎌倉時代の紀行文をやります。作者は未詳ですが、男性の作品として「東関紀行」を引き続きやっていきます。この本はテキストとなる文庫本が入手しにくいので、プリントで、原文を脚注に基づいて読んでゆきます。次に女性の作品として「十六夜日記」をやります。これは藤原定家の子息 藤原為家(歌人、1198 ~ 1275)の後室であった阿仏尼(?~ 1283)の紀行文です。当時の政治の中心であった鎌倉への、京都からの長い旅の途次と、到着後の鎌倉滞在中の生活と思いが詩情豊かに描かれています。作者は、歌人としても著名であっただけに、「東関紀行」以上に多くの和歌を含んでいて、子息らのために、亡夫の土地の所有権の訴訟に赴くという、世俗的な目的の旅を、子を思う母親の気持ちも込めた美しい紀行文にしています。
※持ち物:前回までのプリント、筆記用具、古語辞典
【講座スケジュール】
第1回10月15日(火) 前期の総復習
第2回10月22日(火) 「東関紀行」の前期までの旅のまとめ
第3回10月29日(火) 「東関紀行」続き
第4回11月 5日(火) 「東関紀行」続き
第5回11月12日(火) 「東関紀行」まとめ
第6回11月19日(火) 「十六夜日記」(1) 為家の父 藤原定義の和歌と業績について
第7回11月26日(火) 「十六夜日記」(2) 為家の和歌と業績について
第8回12月 3日(火) 「十六夜日記」(3) 阿仏尼について(人柄と経歴)
第9回12月10日(火) 「十六夜日記」(4) 内容の読みと鑑賞(その1)
第10回12月17日(火) 「十六夜日記」(5) 内容の読みと鑑賞(その2)
第11回 1月14日(火) ※以下略
第12回 1月21日(火)
第13回 1月28日(火)
第14回 2月 4日(火)
第15回 2月18日(火)
第16回 2月25日(火)
第17回 3月 4日(火)
第18回 3月11日(火)
第19回 3月18日(火)
前期に引き続き、鎌倉時代の紀行文をやります。作者は未詳ですが、男性の作品として「東関紀行」を引き続きやっていきます。この本はテキストとなる文庫本が入手しにくいので、プリントで、原文を脚注に基づいて読んでゆきます。次に女性の作品として「十六夜日記」をやります。これは藤原定家の子息 藤原為家(歌人、1198 ~ 1275)の後室であった阿仏尼(?~ 1283)の紀行文です。当時の政治の中心であった鎌倉への、京都からの長い旅の途次と、到着後の鎌倉滞在中の生活と思いが詩情豊かに描かれています。作者は、歌人としても著名であっただけに、「東関紀行」以上に多くの和歌を含んでいて、子息らのために、亡夫の土地の所有権の訴訟に赴くという、世俗的な目的の旅を、子を思う母親の気持ちも込めた美しい紀行文にしています。
※持ち物:前回までのプリント、筆記用具、古語辞典
【講座スケジュール】
第1回10月15日(火) 前期の総復習
第2回10月22日(火) 「東関紀行」の前期までの旅のまとめ
第3回10月29日(火) 「東関紀行」続き
第4回11月 5日(火) 「東関紀行」続き
第5回11月12日(火) 「東関紀行」まとめ
第6回11月19日(火) 「十六夜日記」(1) 為家の父 藤原定義の和歌と業績について
第7回11月26日(火) 「十六夜日記」(2) 為家の和歌と業績について
第8回12月 3日(火) 「十六夜日記」(3) 阿仏尼について(人柄と経歴)
第9回12月10日(火) 「十六夜日記」(4) 内容の読みと鑑賞(その1)
第10回12月17日(火) 「十六夜日記」(5) 内容の読みと鑑賞(その2)
第11回 1月14日(火) ※以下略
第12回 1月21日(火)
第13回 1月28日(火)
第14回 2月 4日(火)
第15回 2月18日(火)
第16回 2月25日(火)
第17回 3月 4日(火)
第18回 3月11日(火)
第19回 3月18日(火)
講師陣
名前 | 上村 正人 |
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肩書き | 元武蔵野女子学院中学高校教員 |
プロフィール | 昭和13年(1938)生まれ。昭和35年(1960)、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭。平成15年(2003)3月、同上校定年退職。ほとんど高校で古文・漢文・現代文を教えてきた。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事、日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。 なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」をとりあげている。 |