講座詳細情報
申し込み締切日:2014-02-09 / 文学 / 学内講座コード:252037
『枕草子』日記的章段を読む ―中関白家の没落―
- 開催日
- 2月10日(月)~ 3月 3日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
長徳元年(955)四月三日、中関白藤原道隆は病のため関白を辞し、わずか一週間後の四月十日、四十三歳の人生を閉じました。息子の内大臣伊周は二十二歳の若さ、道隆が望んだように関白の職を継ぐことはできず、関白に代わる内覧の宣旨が下されたのは、道隆とは不仲をささやかれる弟、三十歳の道長でした。一条天皇の寵愛あつい中宮定子にはいまだ皇子の誕生はなく、こうして、我が世の春を謳歌していた中関白家の没落がはじまります。
今回は、「故殿」という書き出しをもつ二つの章段を中心に、周辺の資料も参照しながら、しだいに中関白家をおおってゆく翳と、その下での中宮定子や清少納言たちの動静を読んでみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月10日(月) 「故殿の御服のころ」壱
第2回 2月17日(月) 「故殿の御服のころ」弐
第3回 2月24日(月) 「故殿の御服のころ」参
第4回 3月 3日(月) 「故殿の御ために、月ごとの十日」
長徳元年(955)四月三日、中関白藤原道隆は病のため関白を辞し、わずか一週間後の四月十日、四十三歳の人生を閉じました。息子の内大臣伊周は二十二歳の若さ、道隆が望んだように関白の職を継ぐことはできず、関白に代わる内覧の宣旨が下されたのは、道隆とは不仲をささやかれる弟、三十歳の道長でした。一条天皇の寵愛あつい中宮定子にはいまだ皇子の誕生はなく、こうして、我が世の春を謳歌していた中関白家の没落がはじまります。
今回は、「故殿」という書き出しをもつ二つの章段を中心に、周辺の資料も参照しながら、しだいに中関白家をおおってゆく翳と、その下での中宮定子や清少納言たちの動静を読んでみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月10日(月) 「故殿の御服のころ」壱
第2回 2月17日(月) 「故殿の御服のころ」弐
第3回 2月24日(月) 「故殿の御服のころ」参
第4回 3月 3日(月) 「故殿の御ために、月ごとの十日」
講師陣
名前 | 稲垣 智花 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院博士課程修了。カリタス女子短期大学非常勤講師。武蔵野大学非常勤講師。中古・中世の物語文学、歴史物語専攻。 |
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