講座詳細情報
申し込み締切日:2013-04-23 / 文学 / 学内講座コード:251029
歌の力 ―『百人一首』を読み解く―
- 開催日
- 4月24日(水)~ 7月10日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
漢詩を読む (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
お正月に「百人一首」をとって遊んだという思い出をお持ちの方は多いのではないでしょうか。この「百人一首」は藤原定家が撰んだとされる私歌集『百人一首』を「歌かるた」に仕立てたものです。今はゲーム会社として有名な「任天堂」など、数社がこうした「歌かるた・百人一首」を制作する老舗だったのです。
本講座では、歌かるたでおなじみの『百人一首』を読み解くとともに、江戸時代後期の国学者・尾崎雅嘉によって江戸時代後期に書かれた『百人一首』の解説書『百人一首一夕話』を読み比べながら、和歌史のなかで醸成されてきた歌にまつわる伝説等、 歌のもつ面白さや歌人伝承の摩訶不思議さなど、「歌の力」について考えてみます。
【講座スケジュール】
第1回 4月24日(水) 「あきのたの」― 天智天皇― と「はるすぎて」― 持統天皇―
第2回 5月29日(水) 「あしびきの」― 柿本人麿― と「たごのうらに」― 山辺赤人―
第3回 6月12日(水) 「おくやまに」― 猿丸大夫― と「かささぎの」― 中納言家持―
第4回 7月10日(水) 「あまのはら」― 安倍仲麿― と「わがいほは」― 喜撰法師―
お正月に「百人一首」をとって遊んだという思い出をお持ちの方は多いのではないでしょうか。この「百人一首」は藤原定家が撰んだとされる私歌集『百人一首』を「歌かるた」に仕立てたものです。今はゲーム会社として有名な「任天堂」など、数社がこうした「歌かるた・百人一首」を制作する老舗だったのです。
本講座では、歌かるたでおなじみの『百人一首』を読み解くとともに、江戸時代後期の国学者・尾崎雅嘉によって江戸時代後期に書かれた『百人一首』の解説書『百人一首一夕話』を読み比べながら、和歌史のなかで醸成されてきた歌にまつわる伝説等、 歌のもつ面白さや歌人伝承の摩訶不思議さなど、「歌の力」について考えてみます。
【講座スケジュール】
第1回 4月24日(水) 「あきのたの」― 天智天皇― と「はるすぎて」― 持統天皇―
第2回 5月29日(水) 「あしびきの」― 柿本人麿― と「たごのうらに」― 山辺赤人―
第3回 6月12日(水) 「おくやまに」― 猿丸大夫― と「かささぎの」― 中納言家持―
第4回 7月10日(水) 「あまのはら」― 安倍仲麿― と「わがいほは」― 喜撰法師―
備考
【教材】
『影印校注古典叢書2 百人一首 (兼載筆) (影印校注古典叢書 (2) 』 有吉保 新典社 1974年12月 735円
『影印校注古典叢書2 百人一首 (兼載筆) (影印校注古典叢書 (2) 』 有吉保 新典社 1974年12月 735円
講師陣
名前 | 城崎 陽子 |
---|---|
肩書き | 國學院大學兼任講師 |
プロフィール | 岡山県生まれ。國學院大學大学院博士課程修了。博士(文学)。現在は同大學兼任講師として教壇に立つ一方、「歌とは何か」をテーマに東アジアを視野に入れた万葉集研究を展開中。 【主著】『上代文学への招待』(共著)、『万葉集の編纂と享受の研究』、『古典によむ富士山―文学・歴史・民俗』、『近世国学と万葉集研究』、『万葉集を訓んだ人々―「万葉文化学」のこころみ―』等。 |
関連講座
漢詩を読む (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)