講座詳細情報
申し込み締切日:2013-01-23 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:242042
西鶴の浮世草子 ―江戸時代の人気小説を読む―
- 開催日
- 1月24日(木)~ 3月21日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
江戸時代に人気を博した井原西鶴の浮世草子(小説)には、当時の人間たちの様相が生き生きと描かれています。本講座では、「町人物」と呼ばれる町人の社会経済を題材にした作品を中心に取り上げて読んでゆきます。西鶴の町人物第一作である『日本永代蔵』は、商人のサクセスストーリーや没落話を、町人物の最高傑作といわれる『世間胸算用』は、借金の支払いをめぐり町人たちの駆け引きが繰り広げられる大晦日の一日を描いた作品です。また町人物のほかに、西鶴没後に刊行された名作『万の文反古』も取り上げます。これは「文反古」(必要のなくなった手紙)を集めた形式の書簡体小説です。それぞれの作品から数話ずつ選んで読みながら、西鶴がとらえた哀しくておかしい人間の世界を味わってみませんか。
【講座スケジュール】
第1回 1月24日(木) 『日本永代蔵』を読む(1)
第2回 2月 7日(木) 『日本永代蔵』を読む(2)
第3回 2月21日(木) 『世間胸算用』を読む(1)
第4回 3月 7日(木) 『世間胸算用』を読む(2)
第5回 3月14日(木) 『万の文反古』を読む(1)
第6回 3月21日(木) 『万の文反古』を読む(2)
江戸時代に人気を博した井原西鶴の浮世草子(小説)には、当時の人間たちの様相が生き生きと描かれています。本講座では、「町人物」と呼ばれる町人の社会経済を題材にした作品を中心に取り上げて読んでゆきます。西鶴の町人物第一作である『日本永代蔵』は、商人のサクセスストーリーや没落話を、町人物の最高傑作といわれる『世間胸算用』は、借金の支払いをめぐり町人たちの駆け引きが繰り広げられる大晦日の一日を描いた作品です。また町人物のほかに、西鶴没後に刊行された名作『万の文反古』も取り上げます。これは「文反古」(必要のなくなった手紙)を集めた形式の書簡体小説です。それぞれの作品から数話ずつ選んで読みながら、西鶴がとらえた哀しくておかしい人間の世界を味わってみませんか。
【講座スケジュール】
第1回 1月24日(木) 『日本永代蔵』を読む(1)
第2回 2月 7日(木) 『日本永代蔵』を読む(2)
第3回 2月21日(木) 『世間胸算用』を読む(1)
第4回 3月 7日(木) 『世間胸算用』を読む(2)
第5回 3月14日(木) 『万の文反古』を読む(1)
第6回 3月21日(木) 『万の文反古』を読む(2)
講師陣
名前 | 永田 英理 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。白百合女子大学非常勤講師。聖心女子大学非常勤講師。専攻は近世俳文学で、松尾芭蕉の俳諧や俳論を研究している。著書『蕉風俳論の付合文芸史的研究』(ぺりかん社、2007年)、共著『連歌辞典』(東京堂出版、2010年)、『『おくのほそ道』解釈事典─ 諸説一覧』(東京堂出版、2003年)。 |