講座詳細情報
申し込み締切日:2012-08-20 / 文学 / 学内講座コード:241034
『蜻蛉日記』を楽しむ
- 開催日
- 8月21日(火)~ 9月 4日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
平安時代の代表的な作品は『源氏物語』。この『源氏物語』に大きな影響を与えた作品が『蜻蛉日記』なのです。この作品は自分の心を言葉で綴っていったものです。毎日毎日の生活をしっかりと自分でみつめ、自分の気持ちをみつめ、真実の言葉を書き記した作品なのです。
日々の生活は楽しいことばかりではありません。そのなかで、笑ったり泣いたりしながら必死に生きている様子を日記形式で文学にした作品が『蜻蛉日記』なのです。作者の道綱母は紫式部と違って、外に出て働いていません。でも、そこには主婦としての思い─ 夫に伝わらない言葉、子どもを思う気持ち― がこぼれおちているのです。
今回は主に『蜻蛉日記』上巻・中巻に描かれている『蜻蛉日記』の内容を楽しみながら味わっていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 8月21日(火) (火) 『蜻蛉日記』をめぐる人たち
第2回 8月22日(水) (水) 『蜻蛉日記』の和歌と手紙
第3回 8月28日(火) (火) 『蜻蛉日記』の装束
第4回 8月29日(水) (水) 『蜻蛉日記』と政治
第5回 9月 4日(火) (火) 『蜻蛉日記』と道綱
平安時代の代表的な作品は『源氏物語』。この『源氏物語』に大きな影響を与えた作品が『蜻蛉日記』なのです。この作品は自分の心を言葉で綴っていったものです。毎日毎日の生活をしっかりと自分でみつめ、自分の気持ちをみつめ、真実の言葉を書き記した作品なのです。
日々の生活は楽しいことばかりではありません。そのなかで、笑ったり泣いたりしながら必死に生きている様子を日記形式で文学にした作品が『蜻蛉日記』なのです。作者の道綱母は紫式部と違って、外に出て働いていません。でも、そこには主婦としての思い─ 夫に伝わらない言葉、子どもを思う気持ち― がこぼれおちているのです。
今回は主に『蜻蛉日記』上巻・中巻に描かれている『蜻蛉日記』の内容を楽しみながら味わっていきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 8月21日(火) (火) 『蜻蛉日記』をめぐる人たち
第2回 8月22日(水) (水) 『蜻蛉日記』の和歌と手紙
第3回 8月28日(火) (火) 『蜻蛉日記』の装束
第4回 8月29日(水) (水) 『蜻蛉日記』と政治
第5回 9月 4日(火) (火) 『蜻蛉日記』と道綱
備考
講師陣
名前 | 川村 裕子 |
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肩書き | 本学教授 |
プロフィール | 武蔵野大学文学部教授。立教大学大学院博士課程後期課程修了、博士(文学)。活水女子大学助教授、新潟産業大学教授を経て現職。『蜻蛉日記の表現と和歌』(笠間書院)、『王朝生活の基礎知識』・『王朝の恋の手紙たち』・『王朝文学入門』(以上角川選書)、『新版 蜻蛉日記I(上巻・中巻)現代語訳付き』・『同II(下巻)』・『ビギナーズクラシックス更級日記』・『同和泉式部日記』(以上角川ソフィア文庫)、『週刊マンガ日本史紫式部』・『週刊マンガ日本史小野小町』(以上監修、朝日新聞出版社)など。 |