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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-04-10 / 文学 / 学内講座コード:241029

万葉集の伝承歌

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
4月11日(水)~ 6月27日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『万葉集』4,500 首余りの中から選ばれた「伝承歌」を学ぶ講座です。『万葉集』には土地に伝えられる伝説やはるか昔から語り伝えられた話を作品に仕立てたいわゆる「伝承歌」と呼ばれるものが残されています。例えば、千葉県市川市に伝わる真間手児名伝説や、兵庫県神戸市に伝わる菟原処女伝説、竹取翁の伝承や浦島児の伝承、など、これらの歌は具体的な物のいわれや土地に伝わる伝説、人から人へと伝えられてきた話を文字に落とした作品なのです。多くは信仰的な側面が強く表現されていると同時に歌の表現として「語り継ぎ 言い継ぎ行かむ」と詠われています。こうした「伝承歌」を学ぶことによって、「人はなぜ歌によって『伝承』するのか」といった『万葉集』成立の根幹に関わる問題を考えてみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 4月11日(水) 「伝承歌」とは
第2回 5月16日(水) 乙女の伝説― 周淮の珠名・真間手児名・菟原処女―
第3回 5月30日(水) 乙女の伝説― 松浦佐用姫―
第4回 6月13日(水) 竹取翁の伝承
第5回 6月27日(水) 水江浦島児の伝承

講師陣

名前 城崎 陽子
肩書き 國學院大學兼任講師
プロフィール 岡山県生まれ。國學院大學大学院博士課程修了。博士(文学)。現在は同大學兼任講師として教壇に立つ一方、「歌とは何か」をテーマに東アジアを視野に入れた万葉集研究を展開中。
【主著】『上代文学への招待』(共著)、『万葉集の編纂と享受の研究』、『古典によむ富士山―文学・歴史・民俗』、『近世国学と万葉集研究』、『万葉集を訓んだ人々―「万葉文化学」のこころみ―』等。
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