講座詳細情報
申し込み締切日:2015-08-31 / 文学:日本史 / 学内講座コード:271041
芭蕉の旅と俳句
- 開催日
- 9月1日(火)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
松尾芭蕉の句文懐紙(展示対象)を読みときながら、芭蕉において旅と俳句(発句)がどのように関連していたのかを考察します。杜甫や西行、能因法師といった漂泊詩人の系譜に連なる芭蕉は、伝統を引き継ぎながらも、その伝統を自分のものとして消化していきました。旅に生きた先達への敬慕は、新たな創造の発端でもありますが、句文懐紙はその事をよく表しています。関連する紀行文や推敲句を参照すると、より深くそのことが分かります。
また『おくのほそ道』が写本から版本となって流布した経緯を確認し、芭蕉の死後、漂泊詩人の系譜が引き継がれていった際の、メディアの重要性についても考察します。
※この講座は9月3日(木)実施予定の”276022渋谷区立松濤美術館「スサノヲの到来~いのち、いかり、いのり」を見学する”の関連講座です。
松尾芭蕉の句文懐紙(展示対象)を読みときながら、芭蕉において旅と俳句(発句)がどのように関連していたのかを考察します。杜甫や西行、能因法師といった漂泊詩人の系譜に連なる芭蕉は、伝統を引き継ぎながらも、その伝統を自分のものとして消化していきました。旅に生きた先達への敬慕は、新たな創造の発端でもありますが、句文懐紙はその事をよく表しています。関連する紀行文や推敲句を参照すると、より深くそのことが分かります。
また『おくのほそ道』が写本から版本となって流布した経緯を確認し、芭蕉の死後、漂泊詩人の系譜が引き継がれていった際の、メディアの重要性についても考察します。
※この講座は9月3日(木)実施予定の”276022渋谷区立松濤美術館「スサノヲの到来~いのち、いかり、いのり」を見学する”の関連講座です。
講師陣
名前 | 浅沼 博 |
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肩書き | 俳人 |
プロフィール | 1957年、東京生まれ。俳人(号・璞ハク)。 法政大学文学部日本文学科卒。日本大学、法政大学、放送大学等で兼任講師。 著書に『可能性としての連句』(ワイズ出版、1996年)、『「超」連句入門』(東京文献センター、2000年)、 『西鶴という鬼才』(新潮社、2008年)ほか。 |