講座詳細情報
申し込み締切日:2015-08-31 / 文学:宗教・哲学 / 学内講座コード:271029
スサノヲノミコトから読む日本神話
- 開催日
- 9月 1日(火)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
仏像を見る、考える (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
アマテラスオオミカミの弟神として生まれたスサノヲノミコトは、父イザナキノカミの命に従わず、山河を荒らし、更には姉神の支配する高天原で暴虐を働き、追放されます。しかし、天下った出雲ではヤマタノオロチを退治し、その地に平安をもたらしました。そして、母イザナミノカミの国、根の国では、その地の王として、訪れたオオクニヌシノミコトに様々な試練を通して、彼に国造りの力を身に付けさせます。このように、スサノヲノミコトは、高天原・葦原中国・根の国という日本人の世界観を構成する三つの世界いずれにおいても、重要な役割を果たしています。こうした神は、他には見当たらず、そこにスサノヲノミコトの特質を見出すことができるでしょう。本講座では、スサノヲノミコトを通して、改めて日本神話の全体像を捉えかえし、日本人が培ってきた精神のありようを考えます。
※この講座は9月3日(木)実施予定の”276022渋谷区立松濤美術館「スサノヲの到来~いのち、いかり、いのり」を見学する”の関連講座です。
【講座スケジュール】
第1回 9月 1日(火)
アマテラスオオミカミの弟神として生まれたスサノヲノミコトは、父イザナキノカミの命に従わず、山河を荒らし、更には姉神の支配する高天原で暴虐を働き、追放されます。しかし、天下った出雲ではヤマタノオロチを退治し、その地に平安をもたらしました。そして、母イザナミノカミの国、根の国では、その地の王として、訪れたオオクニヌシノミコトに様々な試練を通して、彼に国造りの力を身に付けさせます。このように、スサノヲノミコトは、高天原・葦原中国・根の国という日本人の世界観を構成する三つの世界いずれにおいても、重要な役割を果たしています。こうした神は、他には見当たらず、そこにスサノヲノミコトの特質を見出すことができるでしょう。本講座では、スサノヲノミコトを通して、改めて日本神話の全体像を捉えかえし、日本人が培ってきた精神のありようを考えます。
※この講座は9月3日(木)実施予定の”276022渋谷区立松濤美術館「スサノヲの到来~いのち、いかり、いのり」を見学する”の関連講座です。
【講座スケジュール】
第1回 9月 1日(火)
講師陣
名前 | 渡部 修 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。武蔵野大学兼任講師。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)など。 |
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