検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2016-10-13 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:16220060

ピカソという謎を解く 幼年時代から晩年までのピカソの生涯に触れながら ピカソの作品を読み解いていく。

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 中野キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月21日(金)、10月28日(金)、11月11日(金)、11月18日(金)、11月25日(金)、12月 2日(金)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
20
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
誰でもピカソが天才だということは知っていますが、彼の作品は何がなんだか分からないという意見をよく耳にします。顔の半分が正面向きで、もう片方が右向きだったりと、見た通りを描くという考え方からすればまったくの常識外れです。こうした作品を最初に描き始めるのは1908年頃からで、キュビスムと呼ばれるものです。このキュビスムをもって絵画の革命と言われたりするものですから、ますますピカソは難解な遠い存在になってしまいがちです。幼少の頃ピカソはどんな絵を描いていたのでしょうか?キュビスム以降はどんなふうに作品が変化していくのでしょうか?《ゲルニカ》の絵は有名ですが、どんな事情から描くようになったのでしょうか?ピカソの生涯や時に人間性にも触れつつ、こうした疑問に答えていきます。

【特記事項】
◆入会金無料講座◆
2016年度に「中野キャンパス」「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。

【講義概要】
第1回 10月21日(金) 神童ピカソ~子供のような絵を描いたことはない
神童といわれたピカソはどのような絵を描いていたのかを解説します。

第2回 10月28日(金) アカデミスムへの反抗から「青の時代」、「薔薇の時代」
16歳で名門美術学校に入学してすぐに退学してしまった神童ピカソのその後の絵の展開を紹介します。

第3回 11月11日(金) ピカソとキュビスム
難解だといわれるキュビスムについて分かりやすい解説をします。

第4回 11月18日(金) ピカソの新古典主義とシュルレアリスム
第一次世界大戦後、前衛の画家たちは秩序へ回帰するようになりました。そのときピカソの作品はどのように変化したのかを解説します。

第5回 11月25日(金) ピカソの《ゲルニカ》について
《ゲルニカ》が描かれる経緯と作品の解釈について話をします。

第6回 12月 2日(金) 晩年のピカソ
第二次世界大戦後から死を迎えるまでのピカソの作品について解説します。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 中村 隆夫
肩書き 多摩美術大学教授、美術評論家連盟会員
プロフィール 「19世紀のオカルティストたち」(「ふらんす」誌、白水社)の連載を2016年4月号より執筆。著書に『象徴主義--モダニズムへの警鐘』(東信堂)、『絵画の向こう側』(NHK出版)、『国内で見られる西洋の名画』全5週(日本文教出版株式会社)、共著に『バロックの魅力』(東信堂)、訳書に『ピカソの世紀』、『続 ピカソの世紀』(西村書店)、フィリップ・クーパー著『キュビスム』((西村書店)、ヴァニーナ・コスタ著『オルセー美術館』(福武書店)、共訳にメアリー・ホアングワース著『世界美術史』(ッ中央公論社)。展覧会の監修とカタログのメインテキスト多数。NHKラジオ第二放送「こころを読む~絵画の向こう側」番組を持つ(2007年7月~9月)、NHK主催の講演会訳20回、大田区振興財団主催講演10回、その他美術館での講演多数。「日曜美術館」(NHK)、「報道ステーション」(テレビ朝日)、「王様のブランチ」(テレビ東京)などで美術解説。東京新聞文化欄レギュラー執筆(2006年3月~約10年間)、他に産経新聞、東京新聞、公明新聞などで読書欄執筆。
名前 虎岩 直子
肩書き 明治大学政治経済学部教授
プロフィール Ph.D.早稲田大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程(単位習得)。英国サセックス大学Ph.D.(English Literature)。『イギリス文学ガイド』(共著、荒地出版)、『近・現代的想像力に見られるアイランド気質』(共著、渓水社)。『エンジェル・アット・マイ・テーブル』(共訳、筑摩書房)。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.