大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
「一つのアリアに何が詰まっているのか?」それが歌われる場面、時代背景、作曲者、原作等々について興味は次々と広がります。16世紀イタリアのフィレンツェに古代ギリシャ劇復興を目して発したとされるオペラ、この諸芸術の織成す「総合芸術作品」は、19世紀にはほぼ頂点を極め、その後も様々の余生?を楽しんで尽きず、むしろ昨今オペラへの関心はますます盛んです。今期もまた何作かを選んで共に鑑賞しながらオペラの多様な愉しみを探りたいと思います。

【講義概要】
第1回 9月26日(土) シュトラウス『薔薇の騎士』

第2回 10月10日(土) シュトラウス『薔薇の騎士』

第3回 10月17日(土) モーツァルト『後宮からの誘拐』

第4回 10月24日(土) モーツァルト『後宮からの誘拐』

第5回 11月 7日(土) モーツァルト『後宮からの誘拐』

第6回 12月 5日(土) オッフェンバック『ホフマン物語』

第7回 12月12日(土) オッフェンバック『ホフマン物語』

第8回 12月19日(土) オッフェンバック『ホフマン物語』

第9回 1月16日(土) リゲティ『グラン・マカーブル』(ヘンデル『オルランド』)

第10回 1月30日(土) リゲティ『グラン・マカーブル』(ヘンデル『オルランド』)

第11回 2月 6日(土) 質疑応答

【教材】
レジュメ資料

名前	須永 恆雄
肩書き	明治大学法学部教授
プロフィール	東京都立大学人文学部大学院博士課程終了後、信州大学を経て、現職。 訳書に『モーツァルトのベースレ書簡を読む』(シンフォニア)、『指揮者とオーケストラの間』(同)、『ウィーンの内部への旅』(彩流社)、『マーラー書簡集』(法政大学出版)など。

名前	恒川 隆男
肩書き	元明治大学文学部教授
プロフィール	東京大学文学部修士課程修了後、東京大学、津田塾大学を経て、明治大学文学部教授。著書に『二つの世界のオイディプス』(白水社)など。