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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-06 / スキル:その他教養 / 学内講座コード:15110016

使用価値創造の時代から消費価値創造の時代へ 成功を約束する商品やサービスの価値創造のために不可欠な知識と知恵を学ぶ

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月14日(木)、 5月21日(木)、 5月28日(木)、 6月 4日(木)、 6月11日(木)、 6月18日(木)、 6月25日(木)
講座回数
7回
時間
19:00~21:00
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
28,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
これまでの企業の多くは、自らの産出する財の使用価値をいかなる技術によって提供するかということを中心に力を注いできたのではないでしょうか。しかし造り手側や売り手側がいかに画期的な技術を用いようと、あるいはいかに巧みな販売戦略を組もうと、売れないものは売れないのです。有名企業が社運をかけて開発、販売したという製品でさえ、売れずに苦境に陥ったという話はよく耳にすることではないでしょうか。でもその理由は意外と簡単なことなのです。企業が創り出したのは「使用価値を有する製品」であり、消費者側の購買目的に適う「消費価値を有する商品」ではなかったからです。この講座では消費価値を持った製品の企画、開発、販売をいかに的確に行うかといったとを中心に、技術分野としての理系的視点とマーケティング分野として文系的視点の双方からこの問題を明らかにしていきたいと思います。なにしろ、消費者から見れば、理系も文系も関係なく、自らの消費価値に適合する財であるかどうかだけが関心事なのですから。

【講義概要】
第1回 5月14日(木) 販売成果を支配する使用価値創造と消費価値創造の基本的考え方
急速な需要を生み出す「増分効用」の理論とその実例、および消費価値創造のための方法論を学ぶ

第2回 5月21日(木) 消費価値の本質として「安全」の概念とその技術的対応に関する基本的考え方
「安全」が消費の核心であることの意味を学び、それを技術に活かすための方法を学ぶ

第3回 5月28日(木) 製造業における技術的課題と市場的課題の基本的考え方
技術担当部門の考え方と市場担当部門の考え方に関する問題点とその調整方法について学ぶ

第4回 6月 4日(木) ヒット商品の条件と概念移動の方法
講師の技術者としての実体験から、その発想法、開発の重要ポイント、そして調査のあり方について学ぶ

第5回 6月11日(木) 安全と安心、企業側の論理と消費者側の論理の齟齬とその解消方法
消費者への不安への対処方法と真の“リスク”概念について学ぶ

第6回 6月18日(木) ヒット商品の秘密を探る
これまでの多くのヒットした商品の実例とその必然性について明らかにする

第7回 6月25日(木) パネル・ディスカッション【新商品開発のリスクと顧客の欲望をどのように理解し解決するか】
パネラー:向殿政男、高橋和良、北野大/司会:大友純

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 大友 純
肩書き 明治大学商学部教授
プロフィール 明治大学大学院商学研究科博士後期課程退学。専門はマーケティング戦略論、広告論。食品・化学・自動車・機械メーカーや小売店等の大手企業で経営実務・マーケティング戦略の研修指導を数多く手がける他、中小企業経営、地域商業活性化に関する指導も続けている。明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科兼担教授。
名前 高橋 和良
肩書き 元ヱスビー食品?品質保証室室長
プロフィール 明治大学農学部卒、入社以来約25年商品開発に携わった後、品質保証室室長等を務める。全日本スパイス協会技術委員会委員長、日本加工わさび協会技術委員会副委員長、日本からし協同組合技術委員会委員長他を歴任。代表的な開発商品に「カレーの王子さま」「ディナーレトルトカレー」「本生おろしわさび」等がある。
名前 向殿 政男
肩書き 明治大学名誉教授、明治大学校友会長
プロフィール 明治大学大学院工学研究科博士課程修了。専門は、安全学、情報科学、ファジィ理論。工学博士。元日本ファジィ学会会長、日本信頼性学会会長。現在、安全技術応用研究会会長。日本学術会議連携会員、経済産業省消費経済審議会製品安全部会長、国土交通省社会資本整備審議会昇降機等事故調査部会長、私立大学情報教育協会会長。
名前 北野 大
肩書き (学)明治大学理事長付特任アドバイザー・淑徳大学教授
プロフィール 1972年 東京都立大学大学院工学研究科工業化学専攻博士課程修了(工学博士)財団法人化学物質評価研究機構、淑徳大学国際コミュニケーション学部教授、明治大学理工学部応用化学科教授を経て現職。
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