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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-05 / スキル:その他教養 / 学内講座コード:15110006

自己革新組織における人間の条件 ―組織風土と戦略・文化―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月13日(水)、 5月20日(水)、 5月27日(水)、 6月 3日(水)、 6月10日(水)、 6月17日(水)
講座回数
6回
時間
19:00~20:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
26,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
第二次世界大戦の軍事的敗北から69年を経、また、東日本大震災という天災と人災の複合災厄に遭遇した我々は、「日本人は、あの戦争を真摯に反省し、真っ当な教訓を学習することができたのであろうか?」と自問せざるを得ない。技術集約型集団・日本海軍は、創設以来鋭意自己革新を重ね、日清・日露の国難を克服し、祖国の独立と安寧の成就に貢献し、世界第2位の海軍に大成長を遂げた。しかし日本海海戦の勝利以降の日本海軍は、第一次世界大戦、ワシントン/ロンドン軍縮会議を経て日米の国家的危機に直面しても、組織の部分目標・部分最適の達成に執着し、国家目標・全体最適の成就に貢献するところが少なかった。明治時代には軍事合理主義に徹し先進的であった自己革新組織・日本海軍が、昭和15~16年の日米危機に適切に対応できず、海戦様相の変化に即した「艦隊決戦」から「航空決戦」へのパラダイム・シフトにも遅れをとる失態を演じた原因はどこにあったのか? この日本海軍に見る「海軍」と現代企業の失敗を、組織風土と戦略・文化という視点から検討し、自己革新組織における人間の条件を考えるのが本講座の目的である。

【講義概要】
第1回 5月13日(水) 組織研究にける連続・不連続視点
組織研究における連続・不連続の視点の重要性と「組織の自己革新性」、失敗の本質を考える

第2回 5月20日(水) 海軍航空隊育成の父「山本五十六」の偉業
「真珠湾奇襲」の成果を至当に評価できなかった帝国海軍統帥部の「致命的瑕疵」

第3回 5月27日(水) 日本海軍の組織的特質
「ミッドウェー作戦の敗北」よりも致命的打撃を与えた帝国海軍の「組織的隠蔽体質」

第4回 6月 3日(水) 組織革新に必要な自責風土の醸成
企業の組織が活性化しない要因に組織風土病ともいえる「他責」の壁がある

第5回 6月10日(水) 『 気づき』が、自己革新組織の原動力
革新につながる『気づき』のメカニズムと活用ポイントを一緒に解明します。

第6回 6月17日(水) 外部環境の変化が組織の自己革新性へ与える影響とその条件
ソニー株式会社のパラダイムシフトと技術革新が自己革新的組織に与えた負の側面

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 藤江 昌嗣
肩書き 明治大学副学長・経営学部教授・京都大学博士(経済学)
プロフィール 1978年京都大学経済学部卒業、民間企業勤務後、神戸大学大学院を経て、1984年岩手大学人文社会科学部専任講師、1987年東京農工大学農学部助教授、1992年明治大学助教授、翌年教授、現在に至る。明治大学副学長、戦略研究学会副会長、MOSマネジメント・オブ・サスティナビリティ研究所所長、博士(経済学)、単著『移転価格税制と地方税還付』(中央経済社)、共著『地域ブランドのコンテクストデザイン』他
名前 杉之尾 宜生
肩書き 元防衛大学校教授
プロフィール 1936年鹿児島市生まれ、ラ・サール高校卒、防衛大学校応用化学科卒、陸上自衛隊第7師団、第1師団偵察隊、防衛研修所戦史部、防衛大学校助教授;教授、2001年定年退官。著書:『失敗の本質』、『戦略の本質』
名前 佐久間 輝雄
肩書き Office Sakuma 代表
プロフィール 日産自動車入社後、調査部などを経てアフターセールス部門で組織改革プロジェクト、関係会社経営改革指導などを担当。後に関係会社3社の経営者として経営再建、経営構造改革を推進。
名前 岡崎 宏行
肩書き (株)マロネイト代表取締役社長・株式会社ジェーエヌエル 取締役会長他
プロフィール 早稲田大学理工学部卒、同大学院理工学研究科博士課程前期コース修了、 (株)マロネイト代表取締役社長、(株)ジェーエヌエル取締役会長、(株)日本ビジネスシステムズ代表取締役会長、(株)営業モデル研究所代表取締役社長、(株)センチュリーイノヴェーション株式会社代表取締役会長、他、数兆円の企業に対するコンサルティング、実業、を通じて日本を元気にするスローガンの元、イノベーションに取組んでいる。
名前 山田 稔
肩書き 社団法人「国際人育成支援協会」理事。ファイナンシャルプランナー技能士
プロフィール 上智大学にて、産業社会学を学び、ソニー(株)入社後人事畑を主に歩んで、教育研修・組織開発などの業務に従事した。ソニー退職後、中堅自動車部品メーカーや半導体専門商社人事部門責任者として、能力開発・採用・労務・給与労務等全般を担当した。現在は、国際人育成協会において、幼児から中堅社会人を対象にグローバル教育をサポートし、また海外からのツールストに対して、日本の良き歴史・自然・観光地などの情報を発信している。
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