講座詳細情報
申し込み締切日:2012-07-06 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:12170002
【オープン講座】太平洋の神話世界ーレクチャーと音楽ー PIC(太平洋諸島センター)共催
- 開催日
- 7月14日(土)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 13:30~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- 500
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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【ハイブリッド/対面】日本最強への努力~明大ラグビー部のこれまでとこれから~ 明治大学体育会ラグビー部100周年記念講演・インタビュー【特別企画(オープン講座)/日本の文化・歴史/その他/】 (by 明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス)
講座詳細
【講座趣旨】
太平洋諸島センターとの共催オープン講座です。日本列島とはきわめて縁の深い太平洋各地の島嶼群に広がる神話の世界を、文化人類学者で太平洋研究の第一人者である後藤明先生、ワールド・ミュージックの音楽家でハワイを中心とするポリネシア神話を題材にした作品を制作し演じているAyuoさんをお招きし、学問的成果とパフォーマンスの交錯する想像力の宇宙を体験していただきます。「太平洋」に関心を持つ方なら、どなたでも受講可能です。
―太平洋諸島センターとは?―
太平洋諸島センター(Pacific Islands Centre, PIC)(正式名称:南太平洋経済交流支援センター、South Pacific Economic Exchange Support Centre,SPEESC)は、1996年10月1日に日本国政府と太平洋地域の国際機関である南太平洋フォーラム(現太平洋諸島フォーラム:PIF)により設立された国際機関で、日本とフォーラム加盟島嶼国(Forum Island Countries,FICs)との間の貿易・投資・観光の促進を通じて、同島嶼国の経済的発展を支援することを目的としています。
太平洋諸島フォーラム(1971年発足)には、太平洋嶼国12カ国2地域及びオーストラリア、ニュージーランドが加盟しています。準加盟国としてニューカレドニアとタヒチが加盟しています。
【特記事項】
申込方法:事前予約制です。(全席自由、先着500名)
ホームページ、またはお電話にてお申し込み下さい。
TEL:03-3296-4423 WEB:http://academy.meiji.jp
●リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講できます。
●受講料:無料
●お申込後、受講のご案内といった郵送物は送付されません。
●会場:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン3階アカデミーホール
【講義概要】
第1回 7月14日(土) 第1部
宇宙を写す海:星は島々、月はカヌー
星くずのように散らばる太平洋の島々に渡ったポリネシア人たち。いつ、どこから、どうやってそこに渡っていったのだろうか。今から二千~三千年前の大海原では地図やGPSは使えない。星や波、風や鳥を見てこの困難なプロジェクトは成し遂げられたはずである。彼らにとって空に見える星々は島にたとえられ、星の中を運行する月や金星や火星はカヌーに喩えられた。また彼らが伝えた神話、天地分離の神話、島釣り神話、釣針をなくす話などは日本神話と類似した点が少なくないが、同時に大海原を駈けた人々の世界観と価値観が反映されている。近年の研究では太陽や星の運行と関係した巨石遺跡も存在するようである。講演ではこのような神話や古代遺跡やスターチャートなどを紹介しながら彼らの大航海者としての智慧と生活感覚との関係を話してみたい。
第2回 7月14日(土) 第2部
Ayuo and Seashellによるハワイ神話『ペレ』に基づく歌、語り、ヴァイオリン等の弦楽器演奏とダンスの音楽劇(作詞・作曲:Ayuo )
女神ペレは火山と地震の女神。神話の話では、女神ペレが人間ロヒアウに対して抱く恋心とロヒアウと女神ヒイアカの愛が人間界と異次元で事件を起こしてしまいます。それによって地震や津波が起きてしまいます。これは破壊と再生の物語でもあります。
Ayuo and Seashell String Quartet
Ayuo(作曲家・作詩家・Vocals,Irish Harp,Dance Movements.)・甲斐史子:Violin・戸島さや野:Violin・宮野亜希子:Viola・松本卓似:Cello・天野美和子:ダンス
太平洋諸島センターとの共催オープン講座です。日本列島とはきわめて縁の深い太平洋各地の島嶼群に広がる神話の世界を、文化人類学者で太平洋研究の第一人者である後藤明先生、ワールド・ミュージックの音楽家でハワイを中心とするポリネシア神話を題材にした作品を制作し演じているAyuoさんをお招きし、学問的成果とパフォーマンスの交錯する想像力の宇宙を体験していただきます。「太平洋」に関心を持つ方なら、どなたでも受講可能です。
―太平洋諸島センターとは?―
太平洋諸島センター(Pacific Islands Centre, PIC)(正式名称:南太平洋経済交流支援センター、South Pacific Economic Exchange Support Centre,SPEESC)は、1996年10月1日に日本国政府と太平洋地域の国際機関である南太平洋フォーラム(現太平洋諸島フォーラム:PIF)により設立された国際機関で、日本とフォーラム加盟島嶼国(Forum Island Countries,FICs)との間の貿易・投資・観光の促進を通じて、同島嶼国の経済的発展を支援することを目的としています。
太平洋諸島フォーラム(1971年発足)には、太平洋嶼国12カ国2地域及びオーストラリア、ニュージーランドが加盟しています。準加盟国としてニューカレドニアとタヒチが加盟しています。
【特記事項】
申込方法:事前予約制です。(全席自由、先着500名)
ホームページ、またはお電話にてお申し込み下さい。
TEL:03-3296-4423 WEB:http://academy.meiji.jp
●リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外も広く受講できます。
●受講料:無料
●お申込後、受講のご案内といった郵送物は送付されません。
●会場:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン3階アカデミーホール
【講義概要】
第1回 7月14日(土) 第1部
宇宙を写す海:星は島々、月はカヌー
星くずのように散らばる太平洋の島々に渡ったポリネシア人たち。いつ、どこから、どうやってそこに渡っていったのだろうか。今から二千~三千年前の大海原では地図やGPSは使えない。星や波、風や鳥を見てこの困難なプロジェクトは成し遂げられたはずである。彼らにとって空に見える星々は島にたとえられ、星の中を運行する月や金星や火星はカヌーに喩えられた。また彼らが伝えた神話、天地分離の神話、島釣り神話、釣針をなくす話などは日本神話と類似した点が少なくないが、同時に大海原を駈けた人々の世界観と価値観が反映されている。近年の研究では太陽や星の運行と関係した巨石遺跡も存在するようである。講演ではこのような神話や古代遺跡やスターチャートなどを紹介しながら彼らの大航海者としての智慧と生活感覚との関係を話してみたい。
第2回 7月14日(土) 第2部
Ayuo and Seashellによるハワイ神話『ペレ』に基づく歌、語り、ヴァイオリン等の弦楽器演奏とダンスの音楽劇(作詞・作曲:Ayuo )
女神ペレは火山と地震の女神。神話の話では、女神ペレが人間ロヒアウに対して抱く恋心とロヒアウと女神ヒイアカの愛が人間界と異次元で事件を起こしてしまいます。それによって地震や津波が起きてしまいます。これは破壊と再生の物語でもあります。
Ayuo and Seashell String Quartet
Ayuo(作曲家・作詩家・Vocals,Irish Harp,Dance Movements.)・甲斐史子:Violin・戸島さや野:Violin・宮野亜希子:Viola・松本卓似:Cello・天野美和子:ダンス
★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]
講師陣
名前 | 管 啓次郎 |
---|---|
肩書き | 明治大学理工学部教授(比較詩学) |
プロフィール | 詩人、比較文学者。ワシントン大学(シアトル)博士論文提出資格取得。20代から翻訳者として活動し、フランス語、英語、スペイン語からの訳書多数。現在、明治大学理工学研究科新領域創造専攻主任、同ディジタルコンテンツ系教授。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』『コヨーテ読書』『本は読めないものだから心配するな』『斜線の旅』(読売文学賞)などがある。 |
名前 | 後藤 明 |
---|---|
肩書き | 南山大学人文学部人類文化学科教授・同大学人類学研究所長 |
プロフィール | ハワイ大学Ph.D. 海洋人類学を専攻し沖縄海洋博公園海洋文化館の展示更新やオセアニアのカヌー文化ルネサンス活動に携わる。著書は『ハワイ・南太平洋の神話』(中央公論新社)、『「物言う魚」たち―鰻・蛇の南島神話』(小学館)、『民族考古学』(勉誠出版)、『南島の神話』(中央公論新社)、『海を渡ったモンゴロイド』(講談社選書メチエ)、『カメハメハ大王』(勉誠出版)、『海から見た日本人』(講談社選書メチエ)、編著に『ハワイ研究への招待』(関西学院大学出版会)ほか。 |
名前 | Ayuo |
---|---|
肩書き | 作曲家・ヴォーカリスト |
プロフィール | ニューヨークで育ち,小学生の頃60年代後半のアメリカの実験音楽、アート、文学に強い影響を受ける。83年以後20枚のソロ・アルバムをアメリカと日本で発表。古代音楽にみられる世界の繋がりを独自のサウンドで創作しつづけている。音楽、文学、映画、歴史、神話と科学についての執筆の依頼も多い。最新のCD『dna』は2009年9月25日発売。2008年以後は弦楽四重奏との作品が多い。 |
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