講座詳細情報
申し込み締切日:2012-04-06 / 経営全般:その他教養 / 学内講座コード:12110038
安全文化論 一般財団法人化学物質評価研究機構(CERI)寄付講座 明治大学安全学研究所後援
- 開催日
- 4月14日(土)、 4月28日(土)、 5月12日(土)、 5月26日(土)、 6月 9日(土)、6月23日(土)、 7月 7日(土)、 7月21日(土)
- 講座回数
- 16回(8日間)
- 時間
- 13:00~14:30、14:40~16:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 100
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
20世紀は安全を求めた世紀でした。21世紀は安全・安心の世紀にすることが求められています。
この講座では安全はどこまで担保されるべきか、私たちは安全をどのように意識してきたかという講義からまず入ります。そして食に係る安全として食品の汚染、農薬、食品添加物、遺伝子組み換え作物について、続いて放射線の人体影響、材料の劣化と安全性、災害安全、そして最後に安全と責任について学びます。
(注)本講座は明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻の講義科目である新領域創造特論2を一般に公開するものです。
【講座のポイント】
それぞれの専門家により新たに作成される豊富な資料を用いた講義、講師と種々の背景を持つ受講生とのディスカッションにより、安全についての基本的な考え方、各分野の安全について幅ひろい知識が習得できます。
※ (懇親会)最終日の7月21日には、授業終了後、講師と受講生全員参加で懇親会を開催し、フリーディスカッションを行う予定です。
【講義概要】
第1回 4月14日(土) 安全とは何か
安全とは何か、リスクとは何か等の安全の哲学な面の紹介と共に、安全学という新しい安全に関する学問の全体像を紹介する。
第2回 4月14日(土) 安全とは何か
安全とは何か、リスクとは何か等の安全の哲学な面の紹介と共に、安全学という新しい安全に関する学問の全体像を紹介する。
第3回 4月28日(土) 人類の安全意識―歴史的検証―
その国の宗教や国民性、気候・風土と安全意識の関係を、日本の中世の文学作品等から探る。
第4回 4月28日(土) 食の安全の考え方
食品中の残留が問題となる化学物質として、主に残留農薬、動物用医薬品、カビ毒等について取り上げ、汚染状況、国際的な動向、規制及び関連する行政機関等による検査等の取り組みについて学ぶ。
第5回 5月12日(土) 化学物質の安全の考え方
我々の生活は、化学物質の恩恵を大きく受けている。一方で、化学品に起因する人や環境への悪影響が起きたこともある。本講座では、化学物質の安全性に関する考え方及び法律による規制等を学ぶ。
第6回 5月12日(土) 化学物質の安全の考え方
我々の生活は、化学物質の恩恵を大きく受けている。一方で、化学品に起因する人や環境への悪影響が起きたこともある。本講座では、化学物質の安全性に関する考え方及び法律による規制等を学ぶ。
第7回 5月26日(土) 遺伝子組換え作物の安全の考え方
遺伝子組換え作物の安全性評価とその考え方を紹介し、今後実用化が見込まれる遺伝子組換え作物を紹介する。
第8回 5月26日(土) 遺伝子組換え作物の安全の考え方
遺伝子組換え作物の安全性評価とその考え方を紹介し、今後実用化が見込まれる遺伝子組換え作物を紹介する。
第9回 6月 9日(土) 放射線安全の考え方
放射線の線量評価(外部被ばく、内部被ばく)、人体影響および防護の考え方について講義する。
第10回 6月 9日(土) 放射線安全の考え方
放射線の線量評価(外部被ばく、内部被ばく)、人体影響および防護の考え方について講義する。
第11回 6月23日(土) 材料安全の考え方
ゴム・プラスチックは、金属、木材等と比べ、極めて寿命が短い。従って、ゴム・プラスチック製品は、必ず寿命評価が必要となる。PL(Prodect Liability)法は製品が消費者に渡ってから10年を保障しなくてはならない。PL法と絡め、いかにゴム・プラスチックは寿命評価が重要かリサイクル材料を例に学ぶ。また、劣化は材料強度に影響を及ぼすが、ゴム・プラスチックの破損、破壊のメカニズムと対策について判りやすく述べる。
第12回 6月23日(土) 材料安全の考え方
ゴム・プラスチックは、金属、木材等と比べ、極めて寿命が短い。従って、ゴム・プラスチック製品は、必ず寿命評価が必要となる。PL(Prodect Liability)法は製品が消費者に渡ってから10年を保障しなくてはならない。PL法と絡め、いかにゴム・プラスチックは寿命評価が重要かリサイクル材料を例に学ぶ。また、劣化は材料強度に影響を及ぼすが、ゴム・プラスチックの破損、破壊のメカニズムと対策について判りやすく述べる。
第13回 7月 7日(土) 災害安全の考え方
災害の教訓を継承・発展させる災害文化あるいは防災文化について解説するとともに、津波の被災地における防潮堤構築や高台移転などを例に、災害や自然と向き合う安全の考え方について考える。
第14回 7月 7日(土) 災害安全の考え方
災害の教訓を継承・発展させる災害文化あるいは防災文化について解説するとともに、津波の被災地における防潮堤構築や高台移転などを例に、災害や自然と向き合う安全の考え方について考える。
第15回 7月21日(土) 安全と責任
「安全」は、事後(事故)の責任を事前の責任として果たす。本講では、説明責任の立場から安全認証について考える。
第16回 7月21日(土) 安全と責任
「安全」は、事後(事故)の責任を事前の責任として果たす。本講では、説明責任の立場から安全認証について考える。
20世紀は安全を求めた世紀でした。21世紀は安全・安心の世紀にすることが求められています。
この講座では安全はどこまで担保されるべきか、私たちは安全をどのように意識してきたかという講義からまず入ります。そして食に係る安全として食品の汚染、農薬、食品添加物、遺伝子組み換え作物について、続いて放射線の人体影響、材料の劣化と安全性、災害安全、そして最後に安全と責任について学びます。
(注)本講座は明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻の講義科目である新領域創造特論2を一般に公開するものです。
【講座のポイント】
それぞれの専門家により新たに作成される豊富な資料を用いた講義、講師と種々の背景を持つ受講生とのディスカッションにより、安全についての基本的な考え方、各分野の安全について幅ひろい知識が習得できます。
※ (懇親会)最終日の7月21日には、授業終了後、講師と受講生全員参加で懇親会を開催し、フリーディスカッションを行う予定です。
【講義概要】
第1回 4月14日(土) 安全とは何か
安全とは何か、リスクとは何か等の安全の哲学な面の紹介と共に、安全学という新しい安全に関する学問の全体像を紹介する。
第2回 4月14日(土) 安全とは何か
安全とは何か、リスクとは何か等の安全の哲学な面の紹介と共に、安全学という新しい安全に関する学問の全体像を紹介する。
第3回 4月28日(土) 人類の安全意識―歴史的検証―
その国の宗教や国民性、気候・風土と安全意識の関係を、日本の中世の文学作品等から探る。
第4回 4月28日(土) 食の安全の考え方
食品中の残留が問題となる化学物質として、主に残留農薬、動物用医薬品、カビ毒等について取り上げ、汚染状況、国際的な動向、規制及び関連する行政機関等による検査等の取り組みについて学ぶ。
第5回 5月12日(土) 化学物質の安全の考え方
我々の生活は、化学物質の恩恵を大きく受けている。一方で、化学品に起因する人や環境への悪影響が起きたこともある。本講座では、化学物質の安全性に関する考え方及び法律による規制等を学ぶ。
第6回 5月12日(土) 化学物質の安全の考え方
我々の生活は、化学物質の恩恵を大きく受けている。一方で、化学品に起因する人や環境への悪影響が起きたこともある。本講座では、化学物質の安全性に関する考え方及び法律による規制等を学ぶ。
第7回 5月26日(土) 遺伝子組換え作物の安全の考え方
遺伝子組換え作物の安全性評価とその考え方を紹介し、今後実用化が見込まれる遺伝子組換え作物を紹介する。
第8回 5月26日(土) 遺伝子組換え作物の安全の考え方
遺伝子組換え作物の安全性評価とその考え方を紹介し、今後実用化が見込まれる遺伝子組換え作物を紹介する。
第9回 6月 9日(土) 放射線安全の考え方
放射線の線量評価(外部被ばく、内部被ばく)、人体影響および防護の考え方について講義する。
第10回 6月 9日(土) 放射線安全の考え方
放射線の線量評価(外部被ばく、内部被ばく)、人体影響および防護の考え方について講義する。
第11回 6月23日(土) 材料安全の考え方
ゴム・プラスチックは、金属、木材等と比べ、極めて寿命が短い。従って、ゴム・プラスチック製品は、必ず寿命評価が必要となる。PL(Prodect Liability)法は製品が消費者に渡ってから10年を保障しなくてはならない。PL法と絡め、いかにゴム・プラスチックは寿命評価が重要かリサイクル材料を例に学ぶ。また、劣化は材料強度に影響を及ぼすが、ゴム・プラスチックの破損、破壊のメカニズムと対策について判りやすく述べる。
第12回 6月23日(土) 材料安全の考え方
ゴム・プラスチックは、金属、木材等と比べ、極めて寿命が短い。従って、ゴム・プラスチック製品は、必ず寿命評価が必要となる。PL(Prodect Liability)法は製品が消費者に渡ってから10年を保障しなくてはならない。PL法と絡め、いかにゴム・プラスチックは寿命評価が重要かリサイクル材料を例に学ぶ。また、劣化は材料強度に影響を及ぼすが、ゴム・プラスチックの破損、破壊のメカニズムと対策について判りやすく述べる。
第13回 7月 7日(土) 災害安全の考え方
災害の教訓を継承・発展させる災害文化あるいは防災文化について解説するとともに、津波の被災地における防潮堤構築や高台移転などを例に、災害や自然と向き合う安全の考え方について考える。
第14回 7月 7日(土) 災害安全の考え方
災害の教訓を継承・発展させる災害文化あるいは防災文化について解説するとともに、津波の被災地における防潮堤構築や高台移転などを例に、災害や自然と向き合う安全の考え方について考える。
第15回 7月21日(土) 安全と責任
「安全」は、事後(事故)の責任を事前の責任として果たす。本講では、説明責任の立場から安全認証について考える。
第16回 7月21日(土) 安全と責任
「安全」は、事後(事故)の責任を事前の責任として果たす。本講では、説明責任の立場から安全認証について考える。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 北野 大 |
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肩書き | 明治大学理工学部応用化学科教授(兼) 理工学研究科新領域創造専攻安全学系 |
プロフィール | 1942年東京都に生まれ,1965年明治大学工学部工業化学科卒業,1972年東京都立大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。(財)化学物質評価研究機構企画管理部長、淑徳大学教授を経て2006年4月より現職。経済産業省化学物質審議会委員及び産業構造審議会委員,環境省中央環境審議会委員。専門は,環境化学,リスクコミュニケーション。2004年度日本分析化学会技術功績賞受賞、2006年度環境科学会学会賞受賞 |
名前 | 向殿 政男 |
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肩書き | 明治大学理工学部情報科学科教授(兼)理工学研究科新領域創造専攻安全学系 |
プロフィール | 明治大学大学院工学研究科博士課程修了。専門は,ファジィ理論、人工知能、安全学。工学博士。元日本ファジィ学会会長,日本信頼性学会会長。現在,安全技術応用研究会会長。日本学術会議連携会員、経済産業省消費経済審議会製品安全部会長、私立大学情報教育協会会長。 |
名前 | 菊池 雅史 |
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肩書き | 明治大学理工学部建築学科教授(兼)理工学研究科新領域創造専攻安全学系 |
プロフィール | 1974年から建設廃棄物、工業副産物の再資源化に関する実験的研究に着手し、その後、建築材料の環境影響評価システム、目的指向型材料設計システム、解体設計システム等の構築。国土交通省や神奈川県等のグリーン調達関連委員会・建築材料のJISの改正等の委員長を歴任。また、環境保全・資源循環に関する技術開発を民間企業・自治体等の委託を受けて実施している。 |
名前 | 和田 丈晴 |
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肩書き | (一財)化学物質評価研究機構 東京事業所 環境技術部 技術第二課長 |
プロフィール | 1,992年千葉大学大学院工学研究科工業化学専攻修了。同年一般財団法人化学物質評価研究機構入講。液体クロマトグラフィー用カラムの開発、化学物質の安全性試験業務を担当し、現在は主に環境分析、食品中の残留農薬等分析業務に従事。 |
名前 | 宮地 繁樹 |
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肩書き | 一般財団法人化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所研究企画部研究企画課副長 |
プロフィール | 1993年九州大学大学院分子工学科修士課程終了。同年一般財団法人化学物質評価研究機構入講。1997年から2000年にかけて経済協力開発機構(OECD)に勤務。主として、日本、欧米及びアジア諸国における化学物質管理制度の調査、研究に従事。 |
名前 | 田部井 豊 |
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肩書き | 独立行政法人農業生物資源研究所 遺伝子組換え研究推進室室長 |
プロフィール | 1985年宇都宮大学農学部農学科卒業、同年農林水産省入省。1995年博士号(農学)を取得(筑波大学)。1997年より農林水産省、2000年より農業生物資源研究所勤務。葉緑体形質転換系などの技術開発とともに、遺伝子組換えのサイエンスコミニュケーションに関わる。 |
名前 | 神田 玲子 |
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肩書き | 独立行政法人放射線医学総合研究所放射線防護研究センター上席研究員 |
プロフィール | 東京大学大学院理学系研究科動物学専攻修了(理学博士)。住友金属工業株式会社バイオメディカル事業部研究員を経て、1992年より放射線医学総合研究所に勤務。2011年より現職。染色体異常等を指標にした放射線の生物学的リスクの定量化研究や放射線リスク認知調査研究に従事。1999年日本放射線影響学会奨励賞受賞。 |
名前 | 大武 義人 |
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肩書き | (財)化学物質評価研究機構理事 |
プロフィール | 1972年国立小山高等専門学校卒業(工学博士)。1982年一般財団法人化学物質評価研究機構入講。2002年同高分子技術センター長、現在同理事。2002年~2004年長崎大学客員教授。2009年長岡技術科学大学客員教授。主に、ゴム・プラスチック材料のトラブルと対策について研究を行っている。 |
名前 | 山本 俊哉 |
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肩書き | 明治大学理工学部建築学科教授(兼)理工学研究科新領域創造専攻安全学系 |
プロフィール | 1959年千葉県に生まれ、1983年千葉大学大学院工学研究科修士課程建築学専攻を修了。建築・都市計画コンサルタントの(株)マヌ都市建築研究所主席研究員を経て、2004年4月より現職。博士(学術)。専門は、都市計画、まちづくり、防災、防犯。著書に「防犯まちづくり」(単著、ぎょうせい)、「大地震に備える」(丸善)。 |
名前 | 杉本 旭 |
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肩書き | 明治大学理工学部機械工学科教授(兼)理工学研究科新領域創造専攻安全学系 |
プロフィール | 早稲田大学大学院修士,労働省産業安全研究所機械研究部主任研究官,工学院非常勤講師、北九州市立大学国際環境工学部機械システム工学科教授、長岡技術科学大学システム安全系教授を経て、現職。NPO安全工学研究所理事長を併任。長らく,自動化技術,ロボット技術に伴う安全についてのプラスとマイナスの両面からの研究に従事。工学博士。 |
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