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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-04-06 / 経営全般:その他教養 / 学内講座コード:12110037

安全学入門 米国UL 寄付講座 明治大学安全学研究所後援

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月14日(土)、4月21日(土)、 5月19日(土)、 6月 2日(土)、 6月16日(土)、6月30日(土)、 7月14日(土)、 7月28日(土)
講座回数
16回(8日間)
時間
13:00~16:10
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
10,000円
定員
50
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
安全・安心な社会の実現のためには、ものづくり技術として安全を実現するだけでなく、社会科学や人文科学も包含して、広く、統一的、包括的、領域横断的に考察する必要があります。このような新しい学問が安全学です。本講座では、安全とは何かなどの理念的な面、誤使用などの人間的な面、消費者の生活や原子力エネルギーの社会的な面など、安全学の立場から、安全の在り方について広く統一的に考えます。安全の基本は変わりませんが、今回の原子力発電の事故のように安全は常に時代と共に考え続ける必要があります。本講座では、時代の流れに対応しながら、根本から安全を考えることに致します。
(注)本講座は、理工学研究科新領域創造専攻の科目である安全学特論1を一般に公開するものです。

【講座のポイント】
(1)安全を根本から考えます。
(2)広い観点から安全を考えます。
(3)各分野の安全の専門家から話が聞けます。
(4)一般の人にも専門家にも学生にも適した講座です。

※ (懇親会)最終日の7月28日には、授業終了後、講師と受講生全員参加で懇親会を開催し、フリーディスカッションを行う予定です。


【講義概要】
第1回 4月14日(土) 安全とは何か
安全とは何か、リスクとは何か等の安全の哲学な面の紹介と共に、安全学という新しい安全に関する学問の全体像を紹介する。

第2回 4月14日(土) 安全とは何か
安全とは何か、リスクとは何か等の安全の哲学な面の紹介と共に、安全学という新しい安全に関する学問の全体像を紹介する。

第3回 4月21日(土) 消費者の安全・産業現場の安全
「誤使用」を防ぐ製品設計、ヒューマンエラーを防ぐ産業現場の安全マネジメ ント等、安全に関連したヒューマンファクターについて詳しく紹介する。
製品の「誤使用」や、「使いやすい」製品設計等の安全に関連したヒューマンファクターについて詳しく紹介をする。

第4回 4月21日(土) 消費者の安全・産業現場の安全
「誤使用」を防ぐ製品設計、ヒューマンエラーを防ぐ産業現場の安全マネジメ ント等、安全に関連したヒューマンファクターについて詳しく紹介する。
製品の「誤使用」や、「使いやすい」製品設計等の安全に関連したヒューマンファクターについて詳しく紹介をする。

第5回 5月19日(土) 世界における安全
グローバル化した現代で、我が国だけで安全を考えることはもはや出来ない。世界の中の安全学として、世界的な観点からの安全の在り方についての現状と将来について考察する。

第6回 5月19日(土) 世界における安全
グローバル化した現代で、我が国だけで安全を考えることはもはや出来ない。世界の中の安全学として、世界的な観点からの安全の在り方についての現状と将来について考察する。

第7回 6月 2日(土) 地域社会における安全
身近な地域における災害と犯罪の事前予防に焦点を当て、まちづくりを通した安全と安心の確保について考察する。

第8回 6月 2日(土) 地域社会における安全
身近な地域における災害と犯罪の事前予防に焦点を当て、まちづくりを通した安全と安心の確保について考察する。

第9回 6月16日(土) 社会制度と安全
安全の規則や安全の社会制度の在り方を考えることを通して、安全と責任の関係について考察する。

第10回 6月16日(土) 社会制度と安全
安全の規則や安全の社会制度の在り方を考えることを通して、安全と責任の関係について考察する。

第11回 6月30日(土) 原子力の安全
原子力の安全確保の考え方と実例また事故の例を紹介し、原子力発電と核燃料サイクルのしくみおよび放射線の基本的な知識を分かりやすく概説しながら、原子力の安全とその社会的受容性について考える。

第12回 6月30日(土) 原子力の安全
原子力の安全確保の考え方と実例また事故の例を紹介し、原子力発電と核燃料サイクルのしくみおよび放射線の基本的な知識を分かりやすく概説しながら、原子力の安全とその社会的受容性について考える。

第13回 7月14日(土) 環境と安全
材料や物質を通して環境の安全を考えると共に、リサイクルを通して安全を創ることを考える。

第14回 7月14日(土) 環境と安全
材料や物質を通して環境の安全を考えると共に、リサイクルを通して安全を創ることを考える。

第15回 7月28日(土) リスクコミュニケーションと安全
リスクコミュニケーションの基礎について紹介すると共に、安全におけるリスクコミュニケーションの重要性と、リスクコミュニケーションの実践等についても考察する。

第16回 7月28日(土) リスクコミュニケーションと安全
リスクコミュニケーションの基礎について紹介すると共に、安全におけるリスクコミュニケーションの重要性と、リスクコミュニケーションの実践等についても考察する。

備考

【教材】
1、安全学入門~安全の確立~安心へ~(研成社)
※講座初回にお渡しします。
2、レジュメ資料

講師陣

名前 向殿 政男
肩書き 明治大学理工学部情報科学科教授(兼)理工学研究科新領域創造専攻安全学系
プロフィール 明治大学大学院工学研究科博士課程修了。専門は,ファジィ理論、人工知能、安全学。工学博士。元日本ファジィ学会会長,日本信頼性学会会長。現在,安全技術応用研究会会長。日本学術会議連携会員、経済産業省消費経済審議会製品安全部会長、私立大学情報教育協会会長。
名前 小松原 明哲
肩書き 早稲田大学理工学術院創造理工学部経営システム工学科教授
プロフィール 早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。博士(工学)。金沢工業大学教授を経て現職。専門は人間生活工学。著書に、「ヒューマンエラー」(丸善)、「エンジニアのための人間工学」(日本出版サービス)、「ワークショップ人間生活工学」(丸善)などがある。
名前 増田 優
肩書き お茶の水女子大学教授
プロフィール 京都大学理学部卒業、通商産業省化学品安全課、工業技術院技術審議官、経済産業省製造産業局次長等を歴任,東京農工大学教授・副学長を経てお茶の水女子大学教授。知の市場会長、化学生物総合管理学会会長、社会技術革新学会会長。学術博士。
名前 山本 俊哉
肩書き 明治大学理工学部建築学科教授(兼)理工学研究科新領域創造専攻安全学系
プロフィール 1959年千葉県に生まれ、1983年千葉大学大学院工学研究科修士課程建築学専攻を修了。建築・都市計画コンサルタントの(株)マヌ都市建築研究所主席研究員を経て、2004年4月より現職。博士(学術)。専門は、都市計画、まちづくり、防災、防犯。著書に「防犯まちづくり」(単著、ぎょうせい)、「大地震に備える」(丸善)。
名前 杉本 旭
肩書き 明治大学理工学部機械工学科教授(兼)理工学研究科新領域創造専攻安全学系
プロフィール 早稲田大学大学院修士,労働省産業安全研究所機械研究部主任研究官,工学院非常勤講師、北九州市立大学国際環境工学部機械システム工学科教授、長岡技術科学大学システム安全系教授を経て、現職。NPO安全工学研究所理事長を併任。長らく,自動化技術,ロボット技術に伴う安全についてのプラスとマイナスの両面からの研究に従事。工学博士。
名前 森 治嗣
肩書き 明治大学理工学部客員教授、東北大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。
プロフィール 米国MIT原子力工学科客員研究員を経て、東京電力(株)技術開発研究所入社。日本機械学会理事、日本伝熱学会理事・福理事、日本原子力学会理事を歴任。現可視化情報学会理事。1998,2002年日本原子力学会賞技術賞受賞、2005年日本機械学会賞(技術)、2009年日本原子力学会熱流動部会業績賞受賞。専門は原子炉工学、原子力システム及び安全工学、熱流体工学。
名前 菊池 雅史
肩書き 明治大学理工学部建築学科教授(兼)理工学研究科新領域創造専攻安全学系
プロフィール 1974年から建設廃棄物、工業副産物の再資源化に関する実験的研究に着手し、その後、建築材料の環境影響評価システム、目的指向型材料設計システム、解体設計システム等の構築。国土交通省や神奈川県等のグリーン調達関連委員会・建築材料のJISの改正等の委員長を歴任。また、環境保全・資源循環に関する技術開発を民間企業・自治体等の委託を受けて実施している。
名前 北野 大
肩書き 明治大学理工学部応用化学科教授(兼) 理工学研究科新領域創造専攻安全学系
プロフィール 1942年東京都に生まれ,1965年明治大学工学部工業化学科卒業,1972年東京都立大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。(財)化学物質評価研究機構企画管理部長、淑徳大学教授を経て2006年4月より現職。経済産業省化学物質審議会委員及び産業構造審議会委員,環境省中央環境審議会委員。専門は,環境化学,リスクコミュニケーション。2004年度日本分析化学会技術功績賞受賞、2006年度環境科学会学会賞受賞
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