大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
あなたの「心」は、今、どんなリスクを感じていますか?
ストレス、不安。自分自身の困った生き方。わかっているつもりでも、実はわかっていない・・・そんな「心」の癖。
体と同じ。「心」にも仕組みがあります。
わかってしまえば、リスクはコントロールが可能。そのコツを知ることで、もっと楽に生きていくことができるのです。
～組織と個人編～では、シンプルな6つのダイアグラム(図解)から、組織と個人の「心」の関係について、理解を深めて行きます。
組織とは、2人以上の個人の集合。家族も会社も趣味のグループも当てはまります。
何が起きているのか、どうしたら上手く機能するのか、どう関わったら良いのか。その仕組みと、活かすコツ・変えるコツをお伝えします。

【講義概要】
第1回 10月13日(木) 「心のリスクマネジメント」とは
～「組織」を形作るもの～
「組織」とは何でしょうか。何によって形作られるのでしょうか。家族や会社、趣味のグループでも、種類や規模の大小とは関係ない、そのシンプルな共通点をお伝えします。「組織」を理解するヒントになります。

第2回 10月20日(木) 「6つのダイアグラム(図解)」1・2
～位置関係～
「組織と個人」の関係を理解する上で、6つのダイアグラム(図解)を活用することが有効です。エゴグラムで知られている交流分析を創設したエリック・バーンが考案しました。シンプルで使いやすい図解です。

第3回 10月27日(木) 「6つのダイアグラム」3・4
～力学～
「組織と個人」の関係を表す、6つのダイアグラム。
内部でどんな動きがあるのか、その力学を表す2つのダイアグラムがあります。基本は、円。円を使うことで、複雑に思える力学を、シンプルに読み解きます。

第4回 11月10日(木) 「6つのダイアグラム」5
～「心」に持つイメージ～
「組織と個人」の関係を表す、6つのダイアグラム。
個人が「心」に持つイメージが、「組織」全体に大きく関わって来る・・・それが、「グループ・イマーゴ」と呼ばれるダイアグラムです。4段階で進みます。

第5回 11月17日(木) 「6つのダイアグラム」6
～やりとり～
「組織と個人」の関係を表す、6つのダイアグラム。
最小単位は、個人と個人のやりとり。やりとり分析のダイアグラムを活用します。このやりとり分析は、組織と個人、組織同士のやりとりにまで応用可能です。

第6回 11月24日(木) 「組織と個人」
～まとめ～
「組織と個人」。激変する環境の中、その関わり方は大きく変わろうとしています。一見すると全く違って見える関わり方も、基本となる理論やダイアグラムを知ることで、シンプルに取り組むことが可能です。

【講座をお薦めする方】
1.「心のリスクマネジメント」を実践したい方
2.心の仕組みと働きについて興味のある方
3.生き方を改善したい方

【教材】
オリジナルレジュメ

名前	阪井 和男
肩書き	コーディネータ 明治大学法学部教授
プロフィール	1952年和歌山市生まれ。1977年東京理科大学理学部物理学科を卒業し，同大学院修士課程を経て1985年博士課程を退学。ソフトハウスに勤務し1987年理学博士(論文)を取得。サイエンスライターを経て1990年明治大学法学部専任講師。1998年から教授。明治大学サービス創新研究所所長。明治大学死生学研究所副代表。明治大学社会イノベーション・デザイン研究所事務局長。情報コミュニケーション学会副会長等。

名前	遠藤 美保
肩書き	TA心理研究所教育・研修部門主任トレーナー/研究員
プロフィール	横浜市技能文化会館 事業企画チーム リーダー(指定管理者:(株)キャリアライズ) 情報処理会社に約13年在籍。主に新規開拓営業を実践し、その後独立。各種団体・企業にて、研修業務に携わる。 TA(交流分析)に出会い、ITAA(国際TA協会・アメリカ)教育分野のトレーニングを修了。 現在は、横浜市技能文化会館にて、技能職の振興・勤労福祉・しごと支援に関する事業企画業務を行っている。