講座詳細情報
申し込み締切日:2023-05-10 / その他教養 / 学内講座コード:23A1601500
動乱の世を生き抜くために【対面講座】
- 開催日
- 5月13日(土)、 5月20日(土)、 5月27日(土)、 6月 3日(土)、 6月10日(土)、 6月17日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:30~17:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,500円
- 定員
- 30
- その他
- 9500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
現在は、コロナ・ウィルスによる疫病蔓延下に、ウクライナ戦争が勃発し、その余波により世界中にスタグフレーション(不況下のインフレ)が広がっています。動乱期には、かつて人類が限られた合理性の中で、苦難を乗り越えようとした足跡を辿り、苦難の実態を理解して対策を模索する、実証分析から規範分析へと飛躍する手順を踏むべきでしょう。
本講座では、現在直面する苦難を、戦争、疫病、経済不況に分類して検討を進めます。
【講座スケジュール】
第1回 5月13日(土) 戦争とは何か。クラウゼヴィッツの『戦争論』を読み解く
詳細:古典的名著として名高い『戦争論』を紐解けば、戦争の本質として闘争のメカニズムが、明らかになってきます。千ページ超の大著を、的確に要約して解説します。
第2回 5月20日(土) 戦争回避と必勝法
詳細:戦争を回避するための方法は、戦争に本気で突入する覚悟と備えにあるという「戦争と平和のパラドクス」が明らかになることでしょう。必勝を期する戦略と戦術についても、解説します。
第3回 5月27日(土) 疫病社会学(I) 疫病との共存
詳細:J. ダイヤモンドの『文明の崩壊』と『銃・病原菌・鉄』を中心に、人類が疫病と共存するに至った、長い歴史を検証します。そこには、狩猟採集生活から農牧畜文明への、劇的な変革があったのです。
第4回 6月 3日(土) 疫病社会学(II) 疫病ライフサイクル
詳細:疫病と共存した人類は、病原体と免疫抗体の進化競争にさらされるようになりました。この進化競争と人の移動速度を参考にして、疫病のライフサイクルを予測してみましょう。
第5回 6月10日(土) 繰り返されるバブルとその崩壊
詳細:世界恐慌のような経済大不況には、それに先立つユーフォリア(陶酔境)が存在します。繰り返されてきた「チューリップ・バブル」「南海泡沫会社」「ミシシッピ・バブル」そして「リーマンショック」に至る、共通点を探ります。
第6回 6月17日(土) 技術と経済
詳細:技術進歩と経済発展は、互いに支えあう関係にありますが、技術進歩には技術的リスクの克服が不可欠です。当初危険だったジェット機が、墜落確率を百万分の一にまで減らした、その改良プロセスを見てみましょう。
現在は、コロナ・ウィルスによる疫病蔓延下に、ウクライナ戦争が勃発し、その余波により世界中にスタグフレーション(不況下のインフレ)が広がっています。動乱期には、かつて人類が限られた合理性の中で、苦難を乗り越えようとした足跡を辿り、苦難の実態を理解して対策を模索する、実証分析から規範分析へと飛躍する手順を踏むべきでしょう。
本講座では、現在直面する苦難を、戦争、疫病、経済不況に分類して検討を進めます。
【講座スケジュール】
第1回 5月13日(土) 戦争とは何か。クラウゼヴィッツの『戦争論』を読み解く
詳細:古典的名著として名高い『戦争論』を紐解けば、戦争の本質として闘争のメカニズムが、明らかになってきます。千ページ超の大著を、的確に要約して解説します。
第2回 5月20日(土) 戦争回避と必勝法
詳細:戦争を回避するための方法は、戦争に本気で突入する覚悟と備えにあるという「戦争と平和のパラドクス」が明らかになることでしょう。必勝を期する戦略と戦術についても、解説します。
第3回 5月27日(土) 疫病社会学(I) 疫病との共存
詳細:J. ダイヤモンドの『文明の崩壊』と『銃・病原菌・鉄』を中心に、人類が疫病と共存するに至った、長い歴史を検証します。そこには、狩猟採集生活から農牧畜文明への、劇的な変革があったのです。
第4回 6月 3日(土) 疫病社会学(II) 疫病ライフサイクル
詳細:疫病と共存した人類は、病原体と免疫抗体の進化競争にさらされるようになりました。この進化競争と人の移動速度を参考にして、疫病のライフサイクルを予測してみましょう。
第5回 6月10日(土) 繰り返されるバブルとその崩壊
詳細:世界恐慌のような経済大不況には、それに先立つユーフォリア(陶酔境)が存在します。繰り返されてきた「チューリップ・バブル」「南海泡沫会社」「ミシシッピ・バブル」そして「リーマンショック」に至る、共通点を探ります。
第6回 6月17日(土) 技術と経済
詳細:技術進歩と経済発展は、互いに支えあう関係にありますが、技術進歩には技術的リスクの克服が不可欠です。当初危険だったジェット機が、墜落確率を百万分の一にまで減らした、その改良プロセスを見てみましょう。
備考
【備考】
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。
講師陣
名前 | 小山 和伸 |
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肩書き | 神奈川大学経済学部教授 |
プロフィール | 東京大学経済学博士。1995年、一般社団法人メディア報道研究政策センター理事長、小山経営研究所所長、フランス国立社会科学高等研究院招聘研究員2021.4~2022.3 |