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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-11-05 / その他教養 / 学内講座コード:22B1601800

習近平続投 イエスor ノー?【ハイフレックス講座(録画あり)】 注目の共産党大会と中国の進路

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
11月 8日(火)、11月15日(火)、11月22日(火)、11月29日(火)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
7,500円
定員
40
その他
6800(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
今年の中国政治の最大の焦点は、2012 年以来、2期10 年にわたって中国共産党トップの「総書記」の座にあった習近平が、この秋の党大会でこれまでの慣例を破って3 期目に留任できるか否かである。無事に続投となれば、すでに2018 年に国家主席の「5年」という任期は廃止されているので、引き続き国家主席にも留任となり、「習近平時代」はなお続くことになる。
しかし、「コロナ禍」の後遺症、落ち込みの続く不動産業など難問を抱える経済の動き、またウクライナ戦争でロシアを支持した外交的マイナス、その中で世界の注目を集める台湾海峡の緊張など、内外の情勢は予断を許さない。
きびしい言論統制によって、中国の民意の動きは外部からは容易に読み取れないが、あの1989 年の「六四天安門事件」からすでに3 分の1世紀に及ぶ沈黙の時がすぎた。今年も中国国内は平穏な秋の日を送るのだろうか、ヤマ場の11 月を同時進行で注目していきたい。

【講座スケジュール】
第1回11月 8日(火) 逆風に立つ中国外交
詳細:今年の中国は北京冬季五輪を成功させて、その高揚を秋の政治の季節まで持ち越すはずが、五輪直後に始まったウクライナ戦争でロシアを支持したことで、自ら悪役を買って出た形となり、外交的には強い逆風にさらされることになった。
ここ数年、香港や新疆ウイグル地区など少数民族地区に対するきびしい中央同化政策が、国際的な批判を浴びている中でのこの逆風を中国はどうかわそうとしているのか、を検証する。
第2回11月15日(火) 世界が注目 台湾海峡
詳細:ウクライナ戦争でロシア支持に回ったことによって、「次は中国が台湾統一へ乗り出すのでは」という警戒感が世界に広がった。それは台湾に対する国際的関心を高め、中国をいら立たせている。中国大陸における共産党と国民党の内戦の結果、大陸と台湾に2 つの政権が出来てすでに70 年以上、台湾の半導体がなければ、大陸の「ファーウエイ」は仕事にならないという状況に象徴される両岸関係と、70 年前の勝敗にいつまでもこだわる共産党…、台湾問題を根本から考えてみたい。
第3回11月22日(火) 国際摩擦と不動産不振の経済
詳細:世界第2 位の経済大国の地位についてから12 年。かつての高度成長はもはや望めないのは当然としても、世界における中国経済の存在はますます大きい。同時に米との関係に象徴される国際的摩擦と不動産業の膨大な累積赤字に見られる国内的不振など、課題も多い。
一方でコロナ禍の後遺症に加えて、「寝そべり派」の存在に見られる成長落ちこぼれ組など社会問題にも目が離せない。
「中国社会の今」、に目を向ける。
第4回11月29日(火) 習近平 続投問題決着
詳細:この日までには注目の中国共産党第20 回党大会が終わり、習近平総書記の続投問題も決着がついているはずなので、その分析と今後の展望を試みたい。

備考

【備考】
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更または中止とする場合がございます。

講師陣

名前 田畑 光永
肩書き 元神奈川大学教授 、ジャーナリスト
プロフィール 1960年東京外国語大学中国語科卒業、同年TBS に入社。中国北京・香港支局長、TBSテレビキャスターなど歴任。1996年から2006年まで神奈川大学教授。専門は現代中国論、マスコミ論。主要著書に『勝った中国・負けた日本― 記事が映す断絶八年の転変―(一九四五年~一九五二年)』(御茶の水書房)、『中国を知る』『鄧小平の遺産』(以上、岩波書店)、『中国のしくみ』(ナツメ社)など。
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