講座詳細情報
申し込み締切日:2022-06-17 / その他教養 / 学内講座コード:22A1607100
特別講演会 映像を通して考える大正関東地震(関東大震災)の実像【ライブ配信(録画あり)】 ―関東大震災における東京・横浜の被災とその後の復興事業を考える―
- 開催日
- 6月18日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 14:00~16:00
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
2011年 3月11日の東日本大震災から10年が過ぎ、2020年度までに約 70 数回開催してきた本学の市民向けの大規模災害に関する特別講演会(前期)と連続講演会(後期)も、次の時代に向けて新たな段階に踏み出していくことが求められている。
来年で 1923年 9月1日に発生した大正関東地震(関東大震災)から 100 年を迎える。関東大震災によって約 105,000人の犠牲者が出た。本所被服廠跡の火災によって多数の犠牲者が出たことなど東京市の惨状についてはよく語られるが、関東大震災において最も深刻な被害が発生したのは神奈川県、なかでも横浜であった。横浜の激烈な地震動による被害は東京の下町よりもはるかに大きかったことは意外と知られていない。横浜市の死者・行方不明者数は26,600人であり、関東大震災の犠牲者の 25.3%の割合であった。当時の横浜市域は現在の 8.5%人口は現在の 11.3%であったので、その狭い範囲内で多くの火災が発生し、甚大な犠牲者が出たことに今一度注目してみる必要がある。
そこで、2022年度前期の特別講演会では、災害社会史、災害歴史学の第一人者である北原糸子先生に「映像を通して考える大正関東地震(関東大震災)の実像 ―関東大震災における東京・横浜の被災とその後の復興事業を考える ―」と題して講演して頂くことにする。北原先生の講演では、1)関東大震災の被災状況を東京と横浜の記録映像を通して明らかにすること、2)関東大震災の復興事業がその後の災害からの復興事業でどのように生かされたのかを検証すること、などを中心にご説明して頂く。
北原先生は、『日本震災史』(ちくま新書)、『関東大震災の社会史』(朝日選書)、『津波災害と近代日本』(吉川弘文館)など多数の災害関連の著書を刊行され、また、大著『写真集 関東大震災』(吉川弘文館)を編集された。災害社会史の開拓者としての功績により 2020年には南方熊楠賞を受賞されている。
21世紀の大規模な自然災害と防災・減災の課題について考えていく上で、学問分野の横断的な知見の体系化が今後ますます重要になるが、本学は、地域社会の一員としての業務継続と社会貢献を進めていく。2022年度後期の連続講演会では、大規模災害と防災・減災の課題を考えていくために、様々な角度から関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災などで明らかになった問題を取り上げる連続講演会の企画を行う予定である。
【講座スケジュール】
第1回 6月18日(土)
詳細:1.開会の言葉(14:00-14:05)
2.基調講演
「映像を通して考える大正関東地震(関東大震災)の実像
―関東大震災における東京・横浜の被災とその後の復興事業を考える」
元立命館大学教授 北原糸子
3.コメント・質疑応答
神奈川大学名誉教授 佐藤孝治、工学部教授 荏本孝久
2011年 3月11日の東日本大震災から10年が過ぎ、2020年度までに約 70 数回開催してきた本学の市民向けの大規模災害に関する特別講演会(前期)と連続講演会(後期)も、次の時代に向けて新たな段階に踏み出していくことが求められている。
来年で 1923年 9月1日に発生した大正関東地震(関東大震災)から 100 年を迎える。関東大震災によって約 105,000人の犠牲者が出た。本所被服廠跡の火災によって多数の犠牲者が出たことなど東京市の惨状についてはよく語られるが、関東大震災において最も深刻な被害が発生したのは神奈川県、なかでも横浜であった。横浜の激烈な地震動による被害は東京の下町よりもはるかに大きかったことは意外と知られていない。横浜市の死者・行方不明者数は26,600人であり、関東大震災の犠牲者の 25.3%の割合であった。当時の横浜市域は現在の 8.5%人口は現在の 11.3%であったので、その狭い範囲内で多くの火災が発生し、甚大な犠牲者が出たことに今一度注目してみる必要がある。
そこで、2022年度前期の特別講演会では、災害社会史、災害歴史学の第一人者である北原糸子先生に「映像を通して考える大正関東地震(関東大震災)の実像 ―関東大震災における東京・横浜の被災とその後の復興事業を考える ―」と題して講演して頂くことにする。北原先生の講演では、1)関東大震災の被災状況を東京と横浜の記録映像を通して明らかにすること、2)関東大震災の復興事業がその後の災害からの復興事業でどのように生かされたのかを検証すること、などを中心にご説明して頂く。
北原先生は、『日本震災史』(ちくま新書)、『関東大震災の社会史』(朝日選書)、『津波災害と近代日本』(吉川弘文館)など多数の災害関連の著書を刊行され、また、大著『写真集 関東大震災』(吉川弘文館)を編集された。災害社会史の開拓者としての功績により 2020年には南方熊楠賞を受賞されている。
21世紀の大規模な自然災害と防災・減災の課題について考えていく上で、学問分野の横断的な知見の体系化が今後ますます重要になるが、本学は、地域社会の一員としての業務継続と社会貢献を進めていく。2022年度後期の連続講演会では、大規模災害と防災・減災の課題を考えていくために、様々な角度から関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災などで明らかになった問題を取り上げる連続講演会の企画を行う予定である。
【講座スケジュール】
第1回 6月18日(土)
詳細:1.開会の言葉(14:00-14:05)
2.基調講演
「映像を通して考える大正関東地震(関東大震災)の実像
―関東大震災における東京・横浜の被災とその後の復興事業を考える」
元立命館大学教授 北原糸子
3.コメント・質疑応答
神奈川大学名誉教授 佐藤孝治、工学部教授 荏本孝久
備考
【備考】
「ライブ配信」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。
※講座は録画し、翌営業日12時頃に動画配信します。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。
ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。
◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「Zoom(ライブ配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。
「ライブ配信」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。
※講座は録画し、翌営業日12時頃に動画配信します。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。
ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。
◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「Zoom(ライブ配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。
講師陣
名前 | 北原 糸子 |
---|---|
肩書き | 元立命館大学教授 |
プロフィール | - |
名前 | 荏本 孝久 |
---|---|
肩書き | 神奈川大学工学部教授 |
プロフィール | - |
名前 | 佐藤 孝治 |
---|---|
肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | - |