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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-27 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:22A1605600

神道の歴史と日本神話【ライブ配信(録画あり)】

主催:神奈川大学神奈川大学 オンライン講座(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月14日(土)、 5月28日(土)、 6月11日(土)、 6月25日(土)、 7月 9日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
 - 
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
古神道はもともと自然信仰を基礎にして形成され、日本人の精神文化の基底をなしてきました。神道は自然の神々と氏族の祖神を伝承する日本神話として文書化(『古事記』と『日本書紀』)されました。その中心をなすのは天皇氏族の神話ですが、有力氏族の神々も織り込まれています。
神道は伝来した仏教との習合を経ながらも、明治時代には神仏分離により国家と結び付いて国家神道になり、天皇制国家のもとで日本神話が海外侵略のために利用されたことも事実です。戦後、ようやく近年になって日本神話に関心が向けられつつあります。
神道を抜きにして日本人の精神文化を理解することはできません。科学技術文明が行き詰まる中で、神道の本来のあり方を歴史的に遡って考察するとともに、現代における神道の可能性を探りたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 5月14日(土) 古神道形成の歴史的背景
詳細:古神道の原初的な形成について、縄文時代から弥生時代の自然信仰という側面から、山・岩・巨木・海・太陽・月などの自然物の神格化を、日本神話の物語と対照させて考察します。
第2回 5月28日(土) 日本神話における神々の多元的系譜
詳細:日本神話に登場する天皇氏族の祖神である天照大神や有力氏族の祖神について、『古事記』の神話物語を手掛かりにして、神々の多元的な系譜という視点から考察します。
第3回 6月11日(土) 日本の建国神話と邪馬台国
詳細:日本神話の中で物語られる神武天皇の東遷による建国神話と、中国の『魏志』「倭人伝」に記録された倭国の邪馬台国との関係について、ヤマト王権の形成という視点から考察します。
第4回 6月25日(土) 国家神道の歴史
詳細:国家神道の歴史について、明治初期の神仏分離と廃仏毀釈、大日本帝国憲法による天皇の絶対化、日本神話を利用した戦前の海外侵略といったプロセスを考察します。
第5回 7月 9日(土) 神道の現在と可能性
詳細:戦後に国家から分離された神道について、仏教との和合、日本人の精神文化としての自覚、自然との共生など、現在における課題と可能性について考察します。

備考

【備考】
「ライブ配信」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。
※講座は録画し、翌営業日12時頃に動画配信します。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。

ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。

◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「Zoom(ライブ配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。

講師陣

名前 伊坂 青司
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1948年三重県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・東北大学)。専門は哲学・文化比較論。神奈川大学外国語学部教授を経て、2019年に退職。現在、神奈川大学名誉教授。主な訳書として『世界史の哲学講義 1822/23年 ヘーゲル』上・下(講談社学術文庫、2018年)、主著として『ヘーゲルとドイツ・ロマン主義』(御茶の水書房、2000年)など。
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