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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-14 / その他教養 / 学内講座コード:22A1602600

中世考古学への招待【ハイフレックス(録画あり)】 最新発掘情報による「鎌倉殿と御家人の世界」

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
9月17日(土)、 9月24日(土)、10月 1日(土)、10月 8日(土)、10月15日(土)
講座回数
5回
時間
15:30~17:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
50
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
日本各地では数多くの遺跡発掘調査が行われ、地下に埋もれていた遺跡が膨大な出土品と共に明らかにされている。その成果はマスコミなどにより報道され、多くの人の注目を集めている。しかし、新聞やテレビを賑やかす様な「新発見」にとどまらず、調査によって蓄えられた発掘データの積み重ねによって、『日本史』像に再考を迫るような新事実も明らかにされている。これまで聞いたことのある『常識的な日本史』像とはひと味違った「列島に暮らすヒトたちの姿」が見えはじめている。なかでも中近世の遺跡の調査の進展にともなう調査研究の進展は目を見張るものがある。
本講座では昨今、注目されている鎌倉時代の「鎌倉殿(将軍)と御家人の世界」について、遺跡・遺物研究の最前線に立つ新進気鋭の研究者により、中世考古学の基礎的な知識から説きおこし、さらに最新の研究成果や分析法などについても平易に解説していく。「中世考古学への招待」として、遺跡・遺物というリアリティのある、ひと味違った切り口でアプローチし、歴史上の舞台となった各地の旧跡や博物館の訪問が楽しくなるような最新情報を提供し、『新たな中世像』を描き出したい。考古学の楽しさを通じて、文化遺産保護の意義についても考えていきたい。

【講座スケジュール】
第1回 9月17日(土) 「概説 中世史~もういちど高校教科書を学んでみませんか?」【西川 修一】
詳細:いつの間にか「イイクニつくろう鎌倉幕府…」でなくなった? 最近の学校では違うコトを教えているらしい…とか、有名な「源頼朝像」「足利尊氏像」の肖像画は「別人」らしい?…などと耳にすることも多いこの頃、実際はどうなんでしょうか。最新の『教科書』の記載内容に基づき古代~中世史を概観し、中世考古学への入門編とします。また中・近世考古学の来歴を振り返り、その発展と遺跡保護の意義についても考えます。
第2回 9月24日(土) 「鎌倉市内の考古学について」【古田土俊一】
詳細:源氏・北条氏をはじめ幾多の東国武士が栄枯盛衰のドラマを繰り広げた鎌倉。その地下にはどのような遺跡が秘められているのか。義時・鶴岡八幡宮・大仏といったキーワードはもちろん、最新の文化を貪欲に取り込み享受していく中世東国の都市の様相を、蓄積された調査成果と近年の研究をもとに紐解いていきます。
第3回10月 1日(土) 「伊豆半島と北条氏について」【池谷 初惠】
詳細:源頼朝の挙兵、鎌倉幕府創立を助け、その後実権を握る北条氏は、伊豆出身の武士です。長年にわたる発掘調査によって北条氏の伊豆の本拠、ルーツの地が明らかになってきました。文献ではわからなかった地方武士の姿を考古学から解明します。
第4回10月 8日(土) 「三浦氏と三浦半島の中世遺跡について」【中三川 昇】
詳細:北条氏の最大のライバル三浦氏一族の盛衰とその遺跡について、これまでの発掘調査成果を交え、古代末の勃興期から鎌倉時代までの三浦氏本貫地を中心に新たに見えてきたその様相を紹介します。
第5回10月15日(土) 「相模(県央部)の中世遺跡の調査成果について」【松葉 崇】
詳細:相模(県央部)を本拠としていた糟屋氏は、この地域での活動がよく分かっていませんでした。近年、相模地域では大規模な道路建設に伴う発掘調査で、新たな中世遺跡が次々と発見され、糟屋氏に関連する遺跡も多く発見されています。この発掘調査成果から、糟屋氏の様相に迫ります。

備考

【備考】
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。

講師陣

名前 池谷 初惠
肩書き 伊豆の国市教育委員会
プロフィール
名前 古田土 俊一
肩書き 浄光明寺、神奈川大学非常勤講師
プロフィール
名前 中三川 昇
肩書き 横須賀市教育委員会
プロフィール
名前 松葉 崇
肩書き (公財)かながわ考古学財団
プロフィール
名前 西川 修一
肩書き 日本考古学協会員、神奈川県立旭高等学校 教諭
プロフィール
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