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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-27 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:22A1602101

横浜を歩く( I )【対面講座】 I . 動乱の世界から横浜へ― ペリー艦隊付き画家ハイネとフランス軍大尉ブリュネ

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月12日(木)、 5月19日(木)、 5月26日(木)、 6月 2日(木)、 6月 9日(木)
講座回数
5回
時間
14:00~15:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
30
その他
8600(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
幕末から昭和に至るまで、日本を訪れた外国人たちの経歴は当時の世界情勢を映していました。たとえばペリー上陸の絵や日本の銭湯の絵を描いたペリー艦隊付き画家ハイネ。ドイツのドレスデンでワーグナーたちと蜂起して敗北、逃げたアメリカで絵の腕をかわれて雇われ、艦隊の2 度の訪日に同行しただけではありません。3 度目の訪日では、シベリアから脱出してきたバクーニンと山下町の横浜ホテル(日本最初のホテル)で再会し、太平洋を渡ってアメリカの南北戦争に参じ、大尉から准将にまで昇進します。見えてくるのは当時の日本を取りまく世界的な動乱への彼の能動的な関わりです。今回は訪日外国人を通して、動乱の世界に思いを馳せましょう。

【講座スケジュール】
第1回 5月12日(木) ペリー艦隊付き画家ウィルヘルム・ハイネ、山下町へ
詳細:1849年ドイツ・ドレスデン蜂起→「第九」とワーグナー→ハイネ、ペリー艦隊付き画家へ→バクーニンのシベリア脱出→ハイネ、山下町の横浜ホテルへ→ハイネ、南北戦争へ(大尉から准将へ)→帰郷。
第2回 5月19日(木) フィールドワーク ハイネ、ゆかりの地を訪ねる→横浜ホテル跡地
詳細:日本大通り駅改札口前→横浜ホテル跡地(レストランかをり)→露亜銀行。
第3回 5月26日(木) フランス軍大尉ブリュネ、横浜から函館へ
詳細:フランス軍使節団、幕末日本へ→幕府軍の訓練→横浜イタリア公使館パーティから沖合の船へ→函館・五稜郭の敗北→フランスへの帰国→普仏戦争で捕虜に→フランス軍参謀長へ。
第4回 6月 2日(木) フィールドワーク フランス山を訪ねる
詳細:元町中華街駅改札口前→山手方面→フランス領事官邸・レンガ造り井戸遺構。
第5回 6月 9日(木) 横浜(山下町/山手町)から見える世界の動乱
詳細:ヨーロッパの音楽・オペラ/アメリカ南北戦争/パリ・コミューン/普仏戦争。

備考

【備考】
※この講座は、座学とフィールドワークの組み合わせです。絵や写真を用いて進めますので、予備知識は特に必要ありません。フィールドワークは天候や訪問先の都合等による変更もあります。

【I. 動乱の世界から横浜へ― ペリー艦隊付き画家ハイネとフランス軍大尉ブリュネ】
【II. 三等船客の太平洋/移民船の頃― 人の移動から見る横浜】をでお申込みすることも可能です。その場合には、17,000円(15,400円)になります。
◆I(5/12~6/9)II(9/8~10/6)通期でお申込の方はこちら
◆II(9/8~10/6)のみ申込の方はこちら

◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容をオンライン講座へ変更または中止とする場合がございます。

講師陣

名前 藤村 是清
肩書き 神奈川大学元講師
プロフィール 1946年生まれ。専門は移動・移民研究。明治大学法学部(特待生)中退。横浜の造船所で電気溶接工として14年間勤めたのち勉学を再開、神奈川大学夜間経済学部卒業(全学総代)、英国大学院に留学し1991年MA 取得(ケント大学)。主要論考に「還流的労働移動の社会的条件」(『近代世界の歴史像』世界書院)、「華僑送出港の旅客統計にみる移民サイクル」(『華僑華人の事典』丸善出版)、「移民サイクル再考」(『商経論叢』53-4)。他の論考はネット検索→藤村是清→マイポータル。
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