講座詳細情報
申し込み締切日:2022-06-03 / その他教養 / 学内講座コード:22A1600200
えっ! 貴金属が医薬品になるの?【対面講座】
- 開催日
- 6月 8日(水)、 6月22日(水)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 12:30~14:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
生体にとって微量で必須の金属元素は沢山ある。タンパク質や酵素の中には金属イオンが重要な役割を果している例が沢山あり、それらは金属タンパク質・金属酵素などと呼ばれている。生理活性と金属イオンの関わりを錯体化学の観点から説明する。血液や葉緑素など天然に存在するポルフィリン金属錯体や、花の延命効果および写真の定着技術に利用されてきた銀(I) 錯体は身近な金属錯体の例である。(1) 抗菌剤、防腐剤としての銀(I)錯体、(2) 抗リウマチ薬としての金(I) 錯体、(3)抗ガン剤としての白金(II) 錯体など、医薬品として利用されている貴金属錯体について紹介する。
【講座スケジュール】
第1回 6月 8日(水) 金属元素とヒトとのかかわり
詳細:(1)元素の周期表、(2)人体中の元素濃度、(3)金属元素濃度の比較、(4)必須微量元素の発見の歴史、(5)金属タンパク質・金属酵素、(6) 元素の必須性、(7)周期表と必須元素、(8)必須金属元素の欠乏症と過剰症、(9)金の体内分布、(10)植物による鉱脈探し ︲ 指標植物、(11)「 人類による金属の発見」と「生体系での金属の利用」の歴史、(12)貴金属とは、(13)貴金属の元素記号とその由来
第2回 6月22日(水) 貴金属の錯体と医薬品
詳細:(14) 金属と金属イオン、(15)金属錯体の化学、(16)身近な金属錯体 - ポルフィリン金属錯体、銀(Ⅰ)錯体と写真の定着、(17)銀(Ⅰ)錯体による花の延命効果、(18)合成とは、(19)配位原子を変えた銀(Ⅰ)錯体、(20)銀(Ⅰ)錯体による抗菌作用、(21) 抗菌剤、防腐剤としての銀(Ⅰ)錯体、(22) 同じ配位子からなる銀(Ⅰ)錯体と金(Ⅰ)錯体、(23) 抗リウマチ薬としての金(Ⅰ)錯体(金製剤)、(24) 抗ガン剤としての白金(Ⅱ)錯体(シスプラチン)、(25) 金属を含む代表的な薬、(26) その他
生体にとって微量で必須の金属元素は沢山ある。タンパク質や酵素の中には金属イオンが重要な役割を果している例が沢山あり、それらは金属タンパク質・金属酵素などと呼ばれている。生理活性と金属イオンの関わりを錯体化学の観点から説明する。血液や葉緑素など天然に存在するポルフィリン金属錯体や、花の延命効果および写真の定着技術に利用されてきた銀(I) 錯体は身近な金属錯体の例である。(1) 抗菌剤、防腐剤としての銀(I)錯体、(2) 抗リウマチ薬としての金(I) 錯体、(3)抗ガン剤としての白金(II) 錯体など、医薬品として利用されている貴金属錯体について紹介する。
【講座スケジュール】
第1回 6月 8日(水) 金属元素とヒトとのかかわり
詳細:(1)元素の周期表、(2)人体中の元素濃度、(3)金属元素濃度の比較、(4)必須微量元素の発見の歴史、(5)金属タンパク質・金属酵素、(6) 元素の必須性、(7)周期表と必須元素、(8)必須金属元素の欠乏症と過剰症、(9)金の体内分布、(10)植物による鉱脈探し ︲ 指標植物、(11)「 人類による金属の発見」と「生体系での金属の利用」の歴史、(12)貴金属とは、(13)貴金属の元素記号とその由来
第2回 6月22日(水) 貴金属の錯体と医薬品
詳細:(14) 金属と金属イオン、(15)金属錯体の化学、(16)身近な金属錯体 - ポルフィリン金属錯体、銀(Ⅰ)錯体と写真の定着、(17)銀(Ⅰ)錯体による花の延命効果、(18)合成とは、(19)配位原子を変えた銀(Ⅰ)錯体、(20)銀(Ⅰ)錯体による抗菌作用、(21) 抗菌剤、防腐剤としての銀(Ⅰ)錯体、(22) 同じ配位子からなる銀(Ⅰ)錯体と金(Ⅰ)錯体、(23) 抗リウマチ薬としての金(Ⅰ)錯体(金製剤)、(24) 抗ガン剤としての白金(Ⅱ)錯体(シスプラチン)、(25) 金属を含む代表的な薬、(26) その他
備考
【備考】
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容をオンライン講座へ変更または中止とする場合がございます。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容をオンライン講座へ変更または中止とする場合がございます。
講師陣
名前 | 野宮 健司 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授、理学博士、神奈川大学理学部総合理学研究所特別所員、 |
プロフィール | 日本化学会命名法専門委員会委員 2018年3月まで理学部化学科教授。専門分野:無機化学、錯体化学、触媒化学。趣味、エッセイ。 これまでにエッセイコンクールで入選多数あり。 |