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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-09-18 / その他教養 / 学内講座コード:21B1604400

神道と仏教の交錯【ハイフレックス(録画有)】

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月 2日(土)、10月16日(土)、10月30日(土)、11月13日(土)、11月27日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
 - 
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
神道と仏教は、日本文化の根幹をなすものです。百済から伝来した仏教に受容と排斥の反応が生じる一方で、日本古来の神道を自覚する動きが生じました。仏教が人間の苦しみの救済を目指すのに対して、神道は自然信仰に根差しています。その違いにもかかわらず、神道と仏教を融合させる神仏習合も生じました。
明治初期には神仏分離令により神道が国家と結び付いて仏教を排撃することになります。しかし戦後には神道は国家から分離され、神道と仏教は互いに住み分けるようになっています。こうした神道と仏教の交錯を原点にまで遡って歴史的に考察するとともに、両者の相互理解の可能性を探りたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月 2日(土) 仏教の受容と排斥
詳細:飛鳥時代に百済から伝来した仏教をめぐる、受容と排斥の反応や聖徳太子による仏教保護などの歴史を、当時の勢力抗争を背景に考察します。
第2回10月16日(土) 仏教に対する神道の自覚化
詳細:仏教の普及を背景にして日本古来の古神道が自覚化され、『古事記』など日本神話の編纂に至った経緯と、仏教に対する神道の特徴を考察します。
第3回10月30日(土) 奈良仏教の諸派と堕落
詳細:奈良仏教が鎮護国家として国家権力と結び付いたことによって生じた諸派への分裂と堕落から、改めて本来の仏教のあり方を考察します。
第4回11月13日(土) 神仏習合
詳細:奈良時代から平安時代にかけての神仏習合について、仏の権現を神に見る本地垂迹説など、その具体的な姿を考察します。
第5回11月27日(土) 密教と神道
詳細:神道の山岳信仰と仏教の習合した修験道を背景に、平安時代初期に形成された密教について、空海の真言密教を中心に考察します。

備考

【備考】
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。

講師陣

名前 伊坂 青司
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1948年三重県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・東北大学)。専門は哲学・文化比較論。神奈川大学外国語学部教授を経て、2019年に退職。現在、神奈川大学名誉教授。主な訳書として『世界史の哲学講義 1822/23年 ヘーゲル』上・下(講談社学術文庫、2018年)、主著として『ヘーゲルとドイツ・ロマン主義』(御茶の水書房、2000年)など。
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