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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-10-07 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:21B1600300

神大シルバー21 連続講演会 環境と科学技術【ライブ配信(録画有)】

主催:神奈川大学神奈川大学 オンライン講座(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月21日(木)、10月28日(木)、11月 4日(木)、11月11日(木)、11月18日(木)、11月25日(木)
講座回数
6回
時間
13:30~15:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
10,000円
定員
 - 
その他
9000(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
環境破壊、これこそ私たち人類の未来にとって最大の悩みです。地球温暖化――気候変動、海水面の上昇。海洋プラスチック問題――海洋汚染とそれによる生物相の崩壊。さらに、ごみ処理問題、大規模な森林火災・砂漠化、水質汚染などなど、多くの環境破壊が進みつつあります。環境維持と環境改善のためには私たちの意識改革とそのための行動が必要ですが、強力な武器があります。それが環境対応の科学技術です。ノーベル化学賞で話題となったリチウムイオン電池、家電製品のエコ化技術、光触媒による環境浄化、バイオロギング(生物記録)、そして多くの生物科学、環境科学、などなど、今、注目の科学技術です。これら最先端技術を知ることは私たちの心に大きな明かりを灯すことでしょう。普段、知ることが少ない、この科学技術を探ってみませんか。きっと、あなたの環境問題に対する意識も変わってくることでしょう。

【講座スケジュール】
第1回10月21日(木) 電池は未来をどれだけ変えられるか?【松本 太】
詳細:リチウムイオンニ次電池は、数ある二次電池の中でも極めて大きなエネルギー密度を有し、小型携帯機器用途における高性能電源として既に確固たる地位を確立している。今後ますますの利用拡大が期待されている。講演では、リチウムイオンニ次電池がなぜ生まれ、今後どのように使われていくの かについて、 紹介させていただく。
第2回10月28日(木) バイオロギングによる動物生態研究と海洋環境測定【佐藤 克文】
詳細:直接観察が難しい海洋大型動物の生態を調べる目的で、小型の計測器を動物に取り付けてデータを得るバイオロギングが盛んに進められている。動物たちの生態が明らかになるのに加えて、海洋環境把握にも有用であることがわかってきた。
第3回11月 4日(木) 持続可能な未来のための環境科学?酸性霧の化学研究からの展望 ―【井川 学】
詳細:霧や露の化学および関連する森林衰退についての研究を進めて来た演者の経験を交えながら現在の 環境問題を概括し、持続可能な未来を作るために果たすべき科学技術の役割と課題について述べる。
第4回11月11日(木) 光触媒が活躍する【藤嶋 昭】
詳細:神奈川大学に在籍中にNature誌に発表した論文が光触媒の原理として世界中から注目していただいている。酸化チタンに光を当てると水が分解できたことをスタートに、今ではエネルギー問題、環境問題に関連して、実用化が広がってきている。その現状をお話しする。
第5回11月18日(木) 一生物科学者から見える「環境問題」とその対策【日野 晶也】
詳細:20世紀後半から「環境問題」とされた、大気汚染や水質汚濁は生物にどのような変化をもたらせた のか。地球温暖化やマイクロプラスチックは我々の生活にどのような変化や対応を求めているのか、生物科学者としての知見と意見をお伝えする。
第6回11月25日(木) 家電技術の歴史【青木 正光】
詳細:1953年に家電元年を言われて既に68年が経過した。「白黒テレビ」、「洗濯機」、「冷蔵庫」が" 三種の神器" と呼ばれるようになり、その後、様々な家電製品が登場した。それらの家電製品の技術推移について紹介するとともに電気製品での環境調和型技術についてもふれ、最近の話題商品も紹介する。

備考

【備考】
◆各回ごとの受講も可能です(各回3,000円)※申込締切は各回の2週間前まで
第1回10月21日『電池は未来をどれだけ変えられるか?』⇒こちら
第2回10月28日『バイオロギングによる動物生態研究と海洋環境測定』⇒こちら
第3回11月4日『持続可能な未来のための環境科学― 酸性霧の化学研究からの展望―』⇒こちら
第4回11月11日『光触媒が活躍する』⇒こちら
第5回11月18日『一生物科学者から見える「環境問題」とその対策』⇒こちら
第6回11月25日『家電技術の歴史』⇒こちら

「ライブ配信」では、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用しリアルタイムで授業を配信します。
※講座は録画し、翌営業日12時頃に動画配信します。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。

ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。

◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「Zoom(ライブ配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。

講師陣

名前 松本 太
肩書き 神奈川大学工学部教授
プロフィール 1997年3月東京工業大学大学院総合理工学研究科電子化学専攻博士課程修了(理学博士)。1997年4月日本学術振興会特別博士研究員。1999年4月東京理科大学理工学部工業化学科助手。2002年9月(財)神奈川科学技術アカデミー益田「ナノホールアレー」プロジェクト副研究室長。2005年4月CornellUniversity, Dept. of Chem. and Chemical Biology,Research Associate(Ithaca, New York,USA)。2008年8月Wildcat Discovery Technologies, Inc., (San Diego,California, USA)。2010年 神奈川大学工学部物質生命化学科准教授。2016年より現職。
名前 佐藤 克文
肩書き 東京大学大気海洋研究所教授
プロフィール 1995年京都大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。日本学術振興会特別研究員を経て、1997年より国立極地研究所助手。1998年から2000年にかけて、第40次南極地域観測隊越冬隊員として南極昭和基地で過ごす。2004年より東京大学大気海洋研究所准教授、2014年より現職。極域から熱帯に至る海域に生息する大型動物を対象としたバイオロギング研究を進めてきた。
名前 井川 学
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1978年東京大学工学研究科合成化学専攻博士課程修了(工学博士)。同年神奈川大学工学部応用化学科助手。講師、助教授を経て1992年より神奈川大学工学部教授。2020年同大を定年退職。主に酸性霧の研究と膜分離の研究に従事し、大気環境学会、イオン交換学会、海水学会の各学会賞受賞。
名前 藤嶋 昭
肩書き 東京理科大学栄誉教授
プロフィール 1971年東京大学博士課程修了。神奈川大学工学部、東京大学工学部、2005年に東京大学特別栄誉教授。神奈川科学技術アカデミーを経て、2010年より2018年まで東京理科大学学長。現在は東京理科大学栄誉教授。日本国際賞、文化功労者、文化勲章を得た。
名前 日野 晶也
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1975年早稲田大学教育学部理学科卒業、1980年早稲田大学理工学研究科博士課程中退、(理学博士)。同年11月名古屋大学理学部生物科学科動物学第二講座(発生生物学)助手(1989年3月まで)、この間約1 年半ワシントン大学医学部生化学講座客員研究員。1989年神奈川大学理学部応用生物科学科講師。2020年生物科学科教授を退職後、「自然の体験学習」、「臨海実習」などを担当。
名前 青木 正光
肩書き NPO法人 日本環境技術推進機構 横浜支部 理事
プロフィール 1968年九州工業大学工業化学科卒、同年東芝入社後、東芝ケミカル、東芝ケミカルヨーロッパ社、UL-Japan、Nokia-Japan、日本電子回路工業会などで実装関連の材料開発から実装技術、製品安全、調達、環境関係、国際標準化活動に携わる。現NPO法人日本環境技術推進機構横浜支部 理事。現NPO法人サーキットネットワーク 副理事長。エレクトロニクス実装学会会員。
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